五時四十分起床。上白石萌音ちゃんが夢に出てきたが、どんな内容かは忘れた。
午前中は仕事。自社サーバの移転準備、そして某家具メーカー案件の修正。
午後からは外出。さほど気温は高くなかったが、先日購入した日傘を初めて差してみた。なるほど、自分で日陰を作っているわけで、確かに涼しい。ただ、基本的には差して歩きたくないので、ものすごく暑いとき限定かな。
三鷹市美術ギャラリーへ。「𠮷田千鶴子 ── 踊れ、謳へ、描け 戦後の熱き時代を生きた美術家」を鑑賞。版画家の大御所だった吉田博の次男で抽象画や抽象版画などを多く手掛けた吉田穂高さんの妻。結婚後に版画をメインの表現手段とするようになったそうだ。とにかく面白かったのは、抽象画作品の多くはタイトルを見ると「うんうん、そうだよな、こういう絵になるよな」と思えたこと。「JAZZ」「マンボ」といった音楽をテーマにした作品はメロディやリズムが響いてきそうだったし、何よりも驚いたのは「Sounds in the Night」という作品に描かれた、不思議なリズムや響きのようなもの。これを見て、子どもの頃に夜眠れなくなり、ひたすら目を閉じてじっとしていると、アタマのなかにいろんな言葉や動物の鳴き声や宇宙からの電波のような不思議な音が鳴り響いているように感じたことがとても多かったのを思い出した。まさに、あの音のビジョン化だった。
通りかかったギャラリーで妖怪展を見てから吉祥寺へ移動。LIGHT UP COFFEEでコーヒーを飲み、買い物を済ませて帰宅した。