わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

猫がいないと

 三時に目が覚める。アパートで暮らしている夢を見た。「ひよっこ」の影響だろうか。長めの小便をしてから二度寝。五時四十五分起床。

 仕事。昨日までかかりきりだった某案件をメールで納品してから、別の案件を少し進めておく。

 義母がつくってくれたちらし寿司で昼食。

 午後は時間が空いたので、不要な書籍をまとめてブックオフに売却した。二十冊くらいが、合計1,850円。ビジネス書一冊分かな。少し長めに歩いてから帰宅。

 夕方、コジコジを放鳥。ゴキゲンそうにおしゃべりしているが、求愛ゲロのしすぎで口が汚い。

 夕食はアジフライとイカフライを食べた。

 うーん、猫がいないと書くことが減るな…。

 

 

 

短めにまとめました

 今朝も五時四十五分起床。いつも通りの朝。そして仕事。

 夕方、仕事が一段落したところで気が抜けたのか、軽い胃痛と脱力感。しんどいので夜まで横になった。

 

 ↓こんな体調の時は、これが役に立つ。

 

今日の事件簿

  • 静かな月曜日事件
  • 二日目のカレーは肉がスカスカ事件
  • 広いですねおまけにセルフレジもある事件
  • ニンテンドースイッチを求めてさまよう韓国の若者事件
  • どこが元事務所だったか思い出せない事件(もうないのかも)
  • 赤ちゃんの帽子をナイスキャッチ事件
  • 井荻から32分事件

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猫のわかれ

 妻、妻の友人H、そしてぼくの三人で、ものすごくつまらない舞台を見に行く夢を見た。六時十五分起床。

 秋晴れ、と思いきや、夏のような暑さ。しかし湿度は低いようで、時折吹く風は心地よく、秋の気配をわずかに感じさせる。蝉の声が遠い。

 午前中は掃除に精を出す。

 午後は夕食のカレーをつくってから(少しでも寝かせてから食べたかった)ランニングへ。足の甲のケガから復帰1回目。5kmでやめておいた。甲の痛みはほぼないが、踵がやたらと擦れた。

 夕方は読書して過ごした。

 夜、職業で霊媒師とかヒーラーとかをしている妻の友人から電話。飼い猫のA君がちょっと大変らしい。妻が麦次郎の時の体験を話したら、少し落ち着いたようだ。

 夕食はカレー。牛スネ肉を圧力鍋でトロットロにした。水は使わず、野菜のすり下ろしとトマトジュースで。ギャバンのカレー粉をベースに、クミン、コリアンダーガラムマサラで少しアレンジ。いい感じに仕上がった。

 

ギャバン 純カレーパウダー丸缶

ギャバン 純カレーパウダー丸缶

 

 

ギャバン クミンパウダー 65g

ギャバン クミンパウダー 65g

 

  

 

ガラムマサラ 80g 缶

ガラムマサラ 80g 缶

 

 

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」近代篇9 召命と階級」

「群像」2017年8月号掲載。ルター訳新約聖書で「召された」という表現がドイツ語ではBerufにあてられていることにヴェーバーが着目している点を出発点に、資本主義の根本である「階級」の概念の本質に迫っている。ヨーロッパの歴史のなかで一度は廃止された奴隷制度がなぜ新大陸に進出した際に復活したのかを、「内部と外部」という点から探っている。資本家と労働者という関係と、主人と奴隷の関係の違いは、買い取りかレンタルかの違いに近いという解釈には納得。奴隷という概念の延長にプロレタリアートがあるとすれば、資本主義は滅びる。でもそうならなかったのは、奴隷の延長としての労働者という考え方から人々(主に資本家たち)が脱却できたからなのだろう、なんてことを考えてみたり。

 

 

群像 2017年 08 月号 [雑誌]

群像 2017年 08 月号 [雑誌]

 

 

 

〈世界史〉の哲学 近世篇

〈世界史〉の哲学 近世篇

 

 

 

<世界史>の哲学 古代篇

<世界史>の哲学 古代篇

 

 

 

<世界史>の哲学 東洋篇

<世界史>の哲学 東洋篇

 

 

 

<世界史>の哲学 中世篇

<世界史>の哲学 中世篇

 

 

 

<世界史>の哲学 イスラーム篇

<世界史>の哲学 イスラーム篇

 

 

大澤真幸の作品はこちら。

はな子のいる風景

 六時十五分起床。午前中はひたすら掃除。長雨のせいだろうか、階上から錆を含んだ水が長いこと垂れつづけていたようで、二階のわが家、そして一階のお宅の庭がひどく汚れている。三階の方のベランダに付けられている古いパラボラアンテナが原因なのか、それともその上のマンションの屋上設備に原因があるのか、わからない。

 パンで昼食後、吉祥寺へ。吉祥寺美術館で「コンサベーション_ピース ここからむこうへ」を観る。別項目を立てるほどの内容ではなかったかな。おもしろかったけど。part Aとして開催されている青野文昭という方の、ごみ捨て場に捨てられていたという廃材を使ったアセンブラージュのインスタレーションは、もう少し技巧的に優れているともっとよくなるのに、残念だと思った。part Bの、「はな子のいる風景:イメージを(ひっ)くりかえす」は、井の頭自然文化園の人気者だった象のはな子さんの飼育日誌と、その日にそこを訪れた方々のスナップ写真から構成される同タイトルの書籍の企画展。さまざまな文学者や思想家、芸術家などの日記作品の任意の日の記述ページに、『はな子のいる風景』に掲載されたスナップ写真を貼り込んでしまうという試み。世界は同時性でできている。世界は並行に動く。だが、どこかでつながっている。そんなことを考えた。この書籍、残念ながら吉祥寺美術館でしか買えない模様。もちろん購入した。それにしても、はな子。わが家の花子は、天国でどうしているだろう。

 その後、あれこれ買い物して帰宅。

 読書は、『はな子のいる風景』をパラパラしたのと、古井由吉の「群像」最新号の連作。それから大澤真幸「〈世界史〉の哲学」。なんだかよくわからんが家のことで忙しいので、読書日記はまたあとで。(日記は翌朝に書いてます)

 

 

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古井由吉「梅雨のおとずれ」

「群像」2017年10月号掲載。

 冒頭だけ読んだ。めずらしく、本人の幼少期の子どもらしい無邪気でちょっぴり悲しい思い出が、いつもより柔らかな文体で語られている。こういうのも、いいと思う。ま、戦時中の記憶、ということではあるのだが。

 

 

群像 2017年 10 月号 [雑誌]

群像 2017年 10 月号 [雑誌]

 

 

古井由吉の作品はこちら。