わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の事件簿

遅れたら迷った事件 混雑事件 マクドコーヒー事件 ダウニー事件 無意味な飾り付け事件 ちょうどいい量のパン事件 眠気事件 ちょっと遅いかな事件 岡本夏生すごいね事件 下痢事件

磯崎憲一郎「肝心の子供」読了

拍子抜けたラスト。なのに妙に心に深く切り込んでくる。感動というのではない。こういうやりかたもあるのか、という感覚、言ってみれば「感心」に近い。肝心の子供/眼と太陽 (河出文庫)作者: 磯崎憲一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/02/04メ…

二年前

今日で震災から2年。ということは、祖母が他界してからも二年が経つ。そして明日は母の誕生日だ。幼いころに(記憶には残っていないだろうが)関東大震災を経験している祖母は、東日本大震災が起きる直前に九十六歳で他界した。ぼくの母は自分の誕生日の前日…

磯崎憲一郎「肝心の子供」

ラーフラの息子までもが登場。どうやらこの作品は、三代に渡る「息子」の生き方を語っているらしい。すべての男は、息子である。あるいはかつて、息子であった…。肝心の子供/眼と太陽 (河出文庫)作者: 磯崎憲一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011…

どうりで咳がでるわけだ

六時四十分起床。朝のうちは咳が収まっていたが、掃除を済ませ、昼食を取り、少し仮眠を取ったらぶりかえしてきた。外を見てご覧、とカミサンに言われて窓を開けると、世界が黄粉色に染まっている。黄砂か、PM2.5か、と驚く。嵐のような風。さらに驚く。どう…

磯崎憲一郎「肝心の子供」

教団を引き連れてシャカ族の村のそばまでやってきたらしいブッダに会おうと、ラーフラは一人で家を出るが…。肝心の子供/眼と太陽 (河出文庫)作者: 磯崎憲一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/02/04メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブ…

虚像を励ます

夢のなかだけで頻繁に訪れる街がある。そこでとあるビルに入った。雑居ビルのようだ。エレベーターは使わず、階段で上の階へと上っていくと、何階あたりだかはわからないが、踊り場にあっちゃんがいた。友人ではない。親類でもない。元AKB48のあっちゃん、前…

磯崎憲一郎「肝心の子供」

ブッダの出家、そしてその子であるラーフラの苦悩…。肝心の子供/眼と太陽 (河出文庫)作者: 磯崎憲一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/02/04メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (19件) を見る【楽天ブックスならいつでも送料無料…

ガマ声のトリ

五時四十五分起床。晴れ。花粉も化学物質もかなり飛んできていたらしい、やっかいな一日。朝、ベランダの植木に水をやるために少し窓を開けただけで、カミサンは目がかゆくなっていた。自分の目もわずかながらかゆい。 仕事。ひたすら手を動かす。頭も使う。…

週刊モーニング

今週は小粒な感じかな。新連載に期待。

すっからかんの宵

五時四十五分起床。不自然な暖かさ。わずかに早すぎる春。 八時、仕事開始。九時まで書斎でコピーを書き、掃除を済ませてから銀行周りと資料収集。早歩きでは汗ばむ。 午後はデスクに張り付くようにして仕事。某案件、これでフィニッシュだ、と思った途端に…

磯崎憲一郎「肝心の子供」

『肝心の子供/眼と太陽』に収録されたデビュー作。ブッダとその息子、ラーフラの人生について描かれている。 磯崎流の淡々とした感情の希薄な文体でつづられるブッダの姿は、ウソ臭いにもかかわらず、妙に魅力的だ。まだ読みはじめたばかりだからこの後どう…

悲壮感なき咳

五時四十五分起床。忙しさと気管支炎のひどい咳というまるで性質の異なるものに板挟みにされている気分。昨夜は疲れ果てて日付が変わる前に寝てしまったのだが、睡眠時間がいつもより若干長かったせいか、今朝の咳は昨日一昨日ほど激しくなく悲壮感もなかっ…

今日の事件簿

せきが止まらん事件 ひさびさのファミレス事件 クリソツ事件 ヘラヘラしている事件 どうやったらこなせるか事件 おっさんくさい事件 早風呂事件 早寝事件

今日の事件簿

のど事件 ねる事件 めし事件 ねこ事件 なぞ事件 よし事件

村田喜代子「屋根屋」(7)

「群像」三月号掲載。主人公は屋根屋と夢の中でノートルダムへ。案の定、二人の旅は邪魔をされる…。奇妙な浮遊感だな。群像 2013年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (4件) を見る[rakuten:neowin…

圧倒

六時二十分、目は覚めたがしばらく起き上がれず。 晴れ。気温は低いようだが風はない。天気とは関係なく、せき込む。 午前中は二時間以上かけて念入りに掃除。午後は軽く仮眠を取ってから仕事をしようと思っていたが、気管支炎の症状が悪化し、起き上がるこ…

大江健三郎「晩年様式集」(13)

「群像」三月号掲載。読みかけていた綿矢りさの新作は挫折してしまった…。 塙吾良の考える老年期の人生計画、というよりは創作計画なのだろうか、そのコンセプト的な部分を、吾良の口調を再現するようにして語るコギー。この小説にはいろんな仕掛けがあるが…

腹筋は鍛えられるのか

六時起床。布団のなかでひどくせき込む。気管支炎、一向によくならない。もっともこれはいつものことで、一度罹患すると、ずるずると症状が長引く。乾いているくせに妙にむせる咳が、気管支というよりは腹の底の辺りから沸き起こってくるような気がする。腹…

綿矢りさ「大地のゲーム」

大学生同士の会話がつづく…。新潮 2013年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/02/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (8件) を見る綿矢りさの作品はこちら。

おぼろげな微熱

六時、朦朧と起床。春おぼろ、なんて洒落た状況ではない。眠いだけだ、と思いつつ身支度したが、少々体が重い。おかしいと思い体温計を脇にはさんでみると、微熱があった。だが、すぐに引いた。なんだったのだろう。気管支炎気味なので発熱したのか、それと…