わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日のムシ

今日の事件簿

麦次郎ちょっと濃いめのおしっこ事件 この人(猫)、ほったらかしておいたら水飲まないからこまめに飲ませたよ事件 コジコジゲロ事件 電話ばっかし事件 米とじゃがいも事件 タチウオの刺し身うまー事件 ひさびさに7kmジョグ事件(問題なかったよ) ↓応募して…

彼岸過迄とはいかない

五時四十五分起床。ちょっと血圧が高めで焦る。 麦次郎、血尿は落ち着いたようだが、なんとなく不安定な気もする。彼岸過ぎだというのに異様な蒸し暑さで体調を軽く崩しているのかもしれない。コジコジは問題なし。 午前中はあれこれ雑務。 ヴィドフランスの…

古井由吉「その日暮らし」

連作完結。病に壊れた体をなんとか動かしながら、いつものように散歩し、仕事し、疲れや眠気とうまく付き合う。それがタイトルの「その日暮らし」。ここ数年、いくつもの連作を重ねながら作者は「老い」を書きつづけている。歳をとるという事実をを受け入れ…

壊れたケータイ

五時四十五分起床。麦次郎のしっこ、問題なさそうだ。ひとまず安心。暑いので少し食欲が落ちているのが気掛かり。コジコジは問題ない。 仕事はぽっかりと穴が空いたように谷間になっている。やるべきことも打ち合わせの予定もないので、今日は思い切ってオフ…

古井由吉「その日暮らし」

「新潮」2016年10月号掲載。 病気、入院。体の不調との付き合い方、という視点から老齢の作家は半生を振り返る。近年の古井さんの作品の肩の力の抜け具合は、病気が原因だったのかもしれない。知らんけど。 新潮 2016年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新…

眠りつづける

五時四十五分起床。麦次郎、また血尿。ごく軽度ではあるのだが、つづいているので気になる。うまく採尿して病院にもっていかねば。コジコジは問題ない。いつもより元気なくらいだ。 午前中は事務処理のために銀行まわり。微かに花の香りが。キンモクセイが咲…

今日の事件簿

おお4万超えですか事件 小田急百貨店さんまんま事件 新品フォームソティックスならし事件 グリーンカレーをアレンジしてタイラーメン事件(パクチーやまもり) テーピングと猫砂事件 麦次郎中途半端な位置事件 コジコジよくしゃべる事件 このペンほしいよ事…

筒井康隆+佐々木敦「なぜ「最後の長篇」なのか?」

「新潮」2016年9月号掲載。「新潮」の創刊120周年記念イベント?で、この二人の対談が行われた模様。そのときの文字起こし原稿。筒井の最高傑作という声もちらほら、の『モナドの領域』の創作秘話、みたいな話。 GODのモデルがグラウチョ=マルクスというの…

ダンボール一杯

六時三十分起床。雨。朝イチでコジコジのカゴを洗う。天気は悪いが機嫌はよい。麦次郎のオシッコ、大失敗してはいるが血尿ではなさそうだ。 掃除を済ませてから、麦次郎を連れて病院へ。血尿は問題なさそう。血圧もいつもより低め。血液検査は後日結果が出る…

円城塔「闘字」

「新潮」2016年9月号掲載。 森羅万象を指し示す漢字を、世界の仕組みとして編集した大昔の漢字辞典の話から、いよいよ闘字の実戦へ…。 新潮 2016年 09 月号 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/08/06 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (3件) を見る …

魚かぶり

山本耀司がわが家にやって来て、ぼくのワードローブをリメイクしてくれた。という夢を見た。五時四十五分起床。 水曜の夜、雨降りの中で長い距離を、しかもそこそこのスピードで走ったせいだろうか、前腿とアキレス腱が昨日から今一つ調子悪い。アキレス腱は…

戸田山和久『哲学入門』

「自由」について。原子論に立つとあらゆる存在は物理法則によって動いているものであり、宇宙誕生の瞬間から物理法則にしたがって動くのであるからすべてはあらかじめプログラムされており、自由意思などというものは存在しない、という考え方などなどを否…

無書事日

六時起床。篠つく雨。動物たちは問題なし。 休日。昨夜のランニングで走りすぎたか、コンディションが悪かったか、というわけで少し足が痛むので、一日のんびり過ごした。何もしていないに等しいなあ。 昼、チャーシュー丼。夜、チーズオムレツ。 ↓湯島の「…

週刊モーニング

「グラゼニ」凡田が登場しなかった。 「新白河原人」こういうのを読むと、釣りも楽しそうだなあ、と思う。 「コウノドリ」謎のピアニストという設定が久々に活かされたストーリー。 グラゼニ?東京ドーム編?(8) (モーニングコミックス) 作者: 森高夕次,ア…

じじくさいのではなく、じじい

五時四十五分起床。厚い雲が空を覆っているが雨が降りだす気配はない。麦次郎は調子がよさそうだ。大分涼しくなってきたのに、まだ体毛が白っぽいまま。じじくさい。ま、二十歳だからじじくさいというよりじじいそのものなのだが。皮下輸液170cc。 ↓耳の先、…

円城塔「闘字」

「新潮」2016年9月号掲載。 調査のために中国(?)を訪問する語り手は、市場でカゴを編む老婆に呼び止められ、持っているんだろ、あんたのは猿か、と言われ、戸惑うが…。 眠くなっちゃったので、あまり読めていません。 新潮 2016年 09 月号 出版社/メーカ…

騒がしい濁流

五時四十五分起床。ひっきりなしにやって来る台風にうんざりしながら身支度。宮崎のほうではまた大変なことになっているらしい。去年の茨城の鬼怒川決壊を彷彿とさせる。いや、それより規模が大きいかもしれない。 大型の低気圧、麦次郎に影響があるのでは、…

今日の事件簿 五文字縛り

縁遠い祝日事件 普通に仕事事件 おからめし事件 意外に集中事件 強く響く雨事件 騒ぐ麦次郎事件 よく話すね事件 ブラームス事件 傷は治った事件

金井美恵子「雷鳴の湾--Miscellany」

「新潮」2016年9月号掲載。 Miscellanyとは寄せ集めの意味。過去の作品やらロラン・バルトやらを引用しながら、戦後間もない頃を生きた少女の服飾やレジャーなどに関する記憶を辿る。『噂の娘』あたりに通じる感じ。例によって一つの文がひたすら長くて複雑…

止血の基本は圧迫

六時三十分起床。麦次郎はご機嫌にコロコロしている。オシッコは失敗したがペットシーツでしっかりキャッチしたので問題ない。コジコジも問題なし。 降ったりやんだり、ためらいがちの人のような空模様。妻は横浜元町「ゆめ猫」へ。ぼくは留守番。だらだらと…

舞城王太郎「Would You Please Just Stop Making Sense?」

「新潮」2016年9月号掲載。このタイトルって、やっぱりトーキング・ヘッズなのかな? そして、舞城王太郎を読むのは何年ぶりだろう。 カリフォルニア市警で殺人課の刑事をしている日系人のタナカ、通称スポンジ。彼が担当することになった壮絶な殺人事件、そ…

ちょっとバカみたいでしょ

六時十五分起床。麦次郎もコジコジも問題なし。オシッコも上手にできている。コジコジのカゴを水洗いし、先日の出血騒動で血まみれになっていた止まり木を交換した。 妻は早々にイベント会場の横浜元町「ゆめ猫」へ。ぼくは一人残って家事をせっせと。 連休…

サラサの日

五時四十五分起床。梅雨を思わせるぐずついた天気。秋雨、と情緒的に言いたいところだが、台風の影響なのだろう。 麦次郎もコジコジも絶好調。麦次郎、皮下輸液170cc。 仕事。某案件の企画書づくり。ここ数日、更紗ばかり調べている。だが更紗の解説書という…

金井美恵子『新・目白雑録』

エアロバイク中にちまちまと読んでいる。冒頭ではDJポリスの話を、なぜ日本語では「おまわりさん」など職業に「さん」をつけるのかという問題を延々と。そして今日読んだあたりは佐村河内騒動。松本清張の『砂の器』を引合に出していた。 新・目白雑録 作者:…

回復力

五時五十分起床。朝から篠つく雨。善福寺川は大丈夫だろうか、と心配になるほどの激しさだが、動物たちは空模様など気にすることなくマッタリしている。コジコジ、あの出血がうそみたいに治ってしまっている。かさぶたすらない。恐るべき回復力。そのかわり…

瀬戸内寂聴「いのち」(6)

「群像」2016年9月号掲載。 親友(と言っていいのか)河野多恵子、そして内縁の夫との複雑な関係…。 群像 2016年 09 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/08/06 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る 死に支度 作者: 瀬戸内寂聴 …

選択肢は少ない/セキセイインコの出血

五時五十五分起床。夢に土屋太鳳ちゃんが出てきたが、内容はさっぱり覚えていない。秋の交通安全運動だったか、公共系のポスターのキャラクターになっているのを見たからだろう。「まれ」はあまりおもしろくなかったが、あの子は嫌いじゃない。 麦次郎、朝か…

時間がないというわけではないのだが今日の事件簿というかたちにせざるを得ない

おおまか絵コンテ事件 ひさびさの卵事件 へんな夢を見た事件(さっぱり覚えてないが浮遊感がすごかったのだけは覚えている) リュックが邪魔です事件Part1 足どうしたんですか事件 やむを得ず嘘をつきつづけました事件Part1 やむを得ず嘘をつきつづけました…

佐伯一麦「山海記」(5)

「群像」2016年9月号掲載。 豪雪のなか、すぐ横が崖になる道を進むバスのなかで、主人公は偶然電車で乗り合わせた盲人の青年との記憶を辿る。 淡々とした(作中の、でもおそらく現実も同一の)事実の積み重ね。 群像 2016年 09 月号 [雑誌] 出版社/メーカー:…