今朝も五時四十分起床。建国記念の日。休日だが、朝のうちだけすこし仕事した。
午後からは外出。雪は日陰にはまだしぶとく残っているが、大半は溶けてしまったので歩きやすい。
妻と新宿へ。店の中は人が多いが、電車は閑散としていた。あれこれ買い物をして帰宅。
夕食はたいめいけんのお弁当を食べた。
築地正明「聖、民族と記憶——古井文学の源泉を求めて」(「群像」2022年3月号掲載)。古井さんの初期の長篇『聖』における民俗学的な視点。死後や魂といったものに対する独特のスタンスが、「試文」を貫いた後期の古井さんの作風の柱になっている……のかな。
鷲田清一「所有について(11)」(同誌掲載)。ようやく連載再開。うれしい。
多和田葉子「太陽諸島(6)」(同誌掲載)。イヌイットとカリーニングラード在住のロシア人。人種とは、国とは、母国語とは、いったい何なのだろう。