わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

新たな発見のようでいて実は単なる勘違い

 五時四十分起床。目覚ましのアラームはiPhoneの機能をちょちょいといじって、プリインストールされているアラームではなく、お気に入りの曲にしている。海外の電子音楽のミュージシャンのものなのだが、たいてい鳴りはじめて2秒で止める。今日はどういうわけかそれができず、しばらく、といっても10秒程度だが、しっかり聞いてしまった。こんな曲だったっけ? という新たな発見のようでいて実は単なる勘違いなわけだが、そんな感覚に早朝からとらわれた。

 仕事。九時から某案件のZoom 打ち合わせ。男性のご担当者と一対一だったのだが、先方が朝から爽やかな笑顔で話しかけてくるのがスゴイと感じた。自分はそんなことができるだろうか。ま、比べる必要はないわけだが。ぼくは相変わらず、打ち合わせ中はうーん、うーんと唸りながら、アイデアをひねりだしたり、考えを積み上げたりばかりしている。

 打ち合わせが終わったところで、左手首にあせもができているのに気付いた。意識すると猛烈にかゆくなる。おそらくApple Watchをつけっぱなしにしているからだろう。シリコンバンドは汗が溜まるということか。それならば、とAmazonでナイロンバンドを注文してみた。汗まみれになりそうだかから一夏で寿命だろうな、と考え、コスパのいいサードパーティ製にしてみた。

 その後は打ち合わせした案件の対応、そして別件の資料確認。

 午後からは別の新規案件に取り掛かった。一年半前に提案したものが今になって、ちょっと違ったカタチで動きはじめた。こんなこともあるんだなあ、と思いながら作業。複数案を再提案する必要があるのだが、そのうち1案はマンガにすることになっている。たった8コマだが、そのストーリーをつくるのにかなり時間をつかった。昔はスラスラとネームを書けたのだが、ここ数年は4コマ以上のマンガのネームをつくっていなかったので、当然かもしれないが、すらすらとはいかず。何度も何度も手を加えたりやり直したりをし続けた。

 夕方、妻と軽くウォーキング。バラが終わりかけている。葵か芙蓉か木槿か、よくわからないが、あの手の花が咲いているのを見かけた。夏だ。

 

 多和田葉子「太陽諸島(最終回)」(「群像」2022年7月号掲載)。議論と口論のあいだ、みたいな会話が延々とつづいている。