わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

セピア色の心地良さ

 五時四十分起床。真夏の苛酷さは去ったようだが残暑の苛酷さはまだまだつづく。セミの鳴き声はほぼ絶え、日が沈むと秋の虫たちが静かに涼しげに鳴くというのに気温はいっこうに秋らしくならず、しかし時折吹く風に、ほんのわずかにセピア色の心地良さを感じることはある。

 仕事。顧問税理士からメールが来たので対応してから、某イベント案件を黙々と。集中しすぎて手が痛んできた。

 午後は雨。時折、雷鳴が響く。合間を縫うようにして荻窪駅へ。シリコン系のキーボード用アームレストを買おうと思ったものの、どこにも売っていないので断念。帰宅後、使っていないマウスパッドを切って木製アームレストの上に乗せて間に合わせた。きちんとした商品をアマゾンでポチリ。

 

 

 夜、録画しておいた平野レミの料理番組を少しだけ見た。浜辺美波ちゃんが出ている。そしてレミは相変わらずの暴走っぷり。

 

 石沢麻依「琥珀の家の掌」(「群像」2023年10月号掲載)。語り手の家に叔母から、従妹が開催するらしい個展の案内状が届いたところから物語は始まる。タイトルは「掌の記憶喪失」。いかにも石沢さんらしい始まり方。