五時四十分起床。寒い。
八時から仕事。九時から某案件の打ち合わせ。ひとまずなんとかなりそうな雰囲気。終了後は掃除、そして銀行で事務処理。移動が寒い。
午後からはさらに別の案件。少しだけ抜け出して美容室で髪を切り、慌てて戻ってさらに別の仕事。
夕食はフライを食べた。
川野芽生「兄の帰還」(「群像」2024年2月号掲載)読了。舞台は戦時中らしい。戦死したらしい兄が幽霊となって戻ってきたが、妹は、そして母親は、それは兄であって兄ではないと感じていた。そこに本当の兄が傷痍兵として戻ってくる……。いわゆる戦争文学的な短篇なのかと思いきや、恐ろしさと狂気に満ちたトンデモ生物学的SFに仕上がっている。その狂気の源は、家族にあるのか、それとも戦争にあるのか……。