わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

今日の事件簿

  • フライパントースト事件
  • 均等なササクレ事件
  • iPadのキーボード付きカバー届いた事件(かなりイイです)
  • やはり絵画は楽しい事件
  • レンジでチンした餅を食う事件
  • ポツ雨事件
  • イラレパワポイラレ事件
  • 軽い迷子事件
  • 新宮晋おもしろい事件

 

▼このテのものにしては軽量。開けばすぐに使え、キータッチもよく、慣れればタッチタイピングもできる。いい買い物をした。

 

Eテレの「日曜美術館」で紹介されていたので検索したら動画を発見。風や水の力で不思議な動きをするオブジェ。屋外のものも美しいけれど、屋内で光を当てられて複雑な陰影を織りなす作品に心奪われた。実物を見てみたい。パブリックなスペースに設置されていたりもするみたいだから、調べれば見られるかな。


「新宮 晋 - 現代のユートピア」展 inフランス シャンボール城

 

 

 

 

 

洋菓子と満月

 五時四十分起床。冬ということを忘れるほどではないが暖かな一日。暖冬なのか。その一言で括ってしまっていいのかよくわからないが、その傾向があるのは確かだろう。

 午前中は掃除、そして仕事。

 午後は妻と少しだけ散歩を兼ねた買い物。近所の、国際的なコンクールでも受賞歴があるらしいパティシエの店が開店1周年で1,500円以上お買い上げで1,000円相当の焼き菓子をプレゼントというキャンペーンをやっていたので、つられて買ってしまった。帰宅後に食べたが、カラメルを使ったケーキがなめらかさと大人っぽい甘さが官能的で、絶品だった。

 十五時ごろから仕事。アート系の案件なので楽しい。

 夜、「すべらない話」は録画しておくことにして、ランニングへ。満月だったようだ。気温はやや下がっていたようだが風はほとんどなく、走りやすかった。約14km。

 

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長嶋有「あら丼さん」

「群像」2020年1月号の短篇特集に掲載。もう2月号が届いているのだが、まだ1月号を読んでいる。

 長嶋有本人がモデルらしき語り手が主催する句会、俳句の同人サークルのメンバーがであるあら丼さんが急逝する。語り手は同じ句会の同人のスモという男とともに、クルマであら丼さんの葬儀に参列するため彼が住んでいた高崎に向かう。

 その車内での会話の普通さ。仲間に対する淡々としているが深そうな、そして少しだけ複雑そうな想いの描写が、地味だが美しい。

 

 

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

俳句は入門できる (朝日新書)

俳句は入門できる (朝日新書)

 
三の隣は五号室 (中公文庫 (な74-1))

三の隣は五号室 (中公文庫 (な74-1))

 
問いのない答え (文春文庫)

問いのない答え (文春文庫)

 
新装版 春のお辞儀

新装版 春のお辞儀

  • 作者:長嶋有
  • 出版社/メーカー: 書肆侃侃房
  • 発売日: 2019/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

決別の散歩

 五時四十分起床。詳しくは恥ずかしくなるから書きたくないのだけれど、愛しさにあふれている、そんな夢を見た。そのわりに、日中は仕事を進めていくなかで、どういうわけか焦燥感が少しずつ募り、細かな部分で自分の考えの至らなさを痛感したり、と、あまりテンションが上がらない感じだった。だが午後に散歩を兼ねて図書館とクイーンズ伊勢丹に行くとそれが気分転換になったのか、陰気な何かとはうまく決別できたようで、すっきりと手を動かすことができた。

 夜、印刷会社のディレクターさんから某企業向けカレンダー提案の案件の提案する作家案が届く。美しく創造的な作品ばかりが並ぶ。テンションあがるなあ。

 

▼週末はこの展覧会に行こうと思っていたのだが、仕事が全然終わらないので、ちょっと無理そう。でも仕事で美しい作品を見れるので、まあ、いいや。

 

bijutsutecho.com

固定具として

 今朝も五時四十分起床。それなりに眠れたというのに朝から疲労を感じるのは、昨夜の筋トレがハードだったからか。

 仕事。朝から見積やら納品やらと慌ただしい。せわしなく動き回っていると、コンペだった某案件の採用が決まり歓喜。別のコンペ案件も昨日、採用の連絡が来たところだ。休み明けからいい流れが来ている。

 午後、先日入会した東京商工会議所杉並支部へ。無料で活用できるというので、書籍も出版されている中小企業診断士の先生に面談し、今後の方向性などを相談。有意義な時間だった。ぼくが考えていた方向性は軌道修正の必要あり、と指摘を受けた。アタマの中で描いていたことはやはり理想像で、実際に数多くの企業のコンサルティングをしてきた人の経験に基づくコメントとはズレがある。そこを埋めるのが情熱だったり野望だったり運だったりするのだろうが、埋められないほどの隔たりがある可能性もある。ビジョンはしっかり描く必要はあるだろうが、地に足を付けておくことが第一条件だ。その、足の固定具としても、先生のお話は役に立つ。

 夕方、新宿御苑前へ。コンペで採用となった案件の打ち合わせ。提案したデザインがそのまま採用というわけではなく、その方向で別の表現および構成を、ということだった。評価はされているのだから、頑張らねば。言葉まわりをつくるぼくよりも、イメージを構築するデザイナーさんのほうが今回は大変だ。できるかぎりサポートしたい。

 

 読書は長嶋有「あら丼さん」(「群像」2020年1月号掲載)。作家兼マンガ評論家らしき語り手は、震災の時にTwitterで知り合った方の訃報を、なんとLINEで知ることになる。

 

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

俳句は入門できる (朝日新書)

俳句は入門できる (朝日新書)

 
三の隣は五号室 (中公文庫 (な74-1))

三の隣は五号室 (中公文庫 (な74-1))

 
問いのない答え (文春文庫)

問いのない答え (文春文庫)

 

 

 

マンガホニャララ

マンガホニャララ

 
ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論

ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論

  • 作者:ブルボン小林
  • 出版社/メーカー: クラーケン
  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
ゲームホニャララ

ゲームホニャララ

 

 

 

飛浩隆「未の木」

「群像」2020年1月号掲載。並行宇宙をまたぐ愛。うん、そんな感じ。

 

 

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

群像 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)

 
ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

 
ポリフォニック・イリュージョン

ポリフォニック・イリュージョン

 

 

困惑と思案と

 五時四十分起床。大雨だ、冬の嵐だ、と昨日から天気予報が大きく呼びかけ、それを耳にするたびに、対策を、対策を、と焦燥感に駆られるのだが、目覚めた直後はまだ外は暗かったもののそんな気配はまるで感じられず、拍子抜けした。身支度を進めれば進めるほど、どうなんだろ、大丈夫なんじゃないか、という想いのほうが強くなる。自分の都合のいいように考えているだけだ、と自己解釈してみるものの、直感的に、そうではない、と捉えている自分も確かに存在しており、ますます状況がわからなくなった。

 外出。案の定雨はたいして降らず。打ち合わせを後楽園で日本ほど済ませたが、終わった頃には雲間から青空がのぞきはじめた。

 荻窪ルミネの「南国酒家」でおそい昼食をとってから帰社/帰宅し、仕事再開。年末のプレゼンが採用になったと連絡が入る。うれしい。だが、時間が足りなくなってきた。さて、どうするか。

 

www.nangokusyuka.co.jp

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