わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

「賛否両論」

 五時四十分起床。寒い朝

 九時、外出。中央線、山手線と乗り継いで浜松町へ。朝のラッシュアワーからは外れているので電車はさほど混雑していない。某イベント系案件のリハーサルに立ち会う。お弁当を出していただけたが、笠原さんの「賛否両論」のものだったのでびっくり。もちろん美味しかった。

 

 戻ってからはあれこれと作業。少し余裕があったので眼科に行こうと思ったが、今日は手術の日で外来は断っている、と言われてしまった。

 夕食は冷凍ピザで手軽に済ませた。

 

 川上弘美「山羊は、いなかった」(「群像」2023年3月号掲載)。山羊に食べさせてしまいたくなるほど、手元に残しておきたくない手紙。いや、正確には捨てなきゃと思いつつ捨てられなかった手紙。だが山羊はおらず、適当なごみ箱にそれを捨てることになる。…と手紙のことだけを書くと、なんともまあ、味気ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急ぐ必要などまるでないのに

 五時四十分起床。昨日は久々の15km越え、16km近く走ったから今朝は堪えているかと思ったが意外にそうでもなく、多少の疲労はあるものの、体は冬の朝にしては機敏に動く。仕事は休みだというのにこの機敏さはなんだ、急ぐ必要などまるでないのに、と我ながら妙な気分になりつつ、葵に猫ゴハンを与えたり、コジコジのカゴを掃除したり。

 掃除を済ませ、確定申告の作業。仕事みたいだ。

 午後、妻と義父母宅へ。義母のスマホのセッティング。ぼくの視力がひどいせいでちょっと手こずったが、なんとか終了。かと思ったら帰宅後に義母からヤフーのセッティングができないと連絡。結局、義母のほうがウチに来てくれた。すぐに原因がわかり、義母は夕食の支度があるからとすぐ帰宅。慌ただしい。

 

 井戸川射子「野鳥園」(「群像」2023年3月号掲載)。芥川賞受賞後初の短篇。出産で疲労困憊し体力の回復に時間がかかっている女性と、見知らぬ少年との会話。そこに挿入される野鳥園の自然の描写が、読み手の心を妙にざわつかせたり、落ち着かせたり、と妙な感じに、静かにゆさぶる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥多数

 五時四十分起床。朝から突風の音だけが聞こえる。気温は下がっているようだが部屋の中にいる限りあまり感じない。

 午前中はせっせと掃除し、その後コープへ買い出し。掃除では汗をかき、買い出しでは少々寒い思いをした。いかにも二月らしい、冷たくてやや重たい灰色の空が広がっている。だが、時折ではあるが陽も差す。

 午後はランニングへ。善福寺川沿いを環七方面へ、16km。雲はより厚くなり陽は閉ざされているようで、風も冷たい。ウィンドブレーカーを着込んでいたが、それでも突風が吹くと一気に体温を奪われる気がした。散歩中の犬多数、ヒヨドリムクドリハシブトガラスカルガモコガモオナガガモキンクロハジロ、カワウ、カワセミ、ワカケホンセイインコ、オナガシジュウカラハクセキレイ

 

 帰宅後は、Amazon Primeで「アメリカン・ユートピア」を観た。元トーキング・ヘッズデヴィッド・バーンによるブロードウェイでのショーを、スパイク・リーが映画化した(という認識で合っているのか?)。トーキング・ヘッズは好きだがそれほど聞き込んでいたわけではなく、バーンにもさほど思い入れはないのだけれど、それでもやはり、この作品は愉しい。生で見てみたかった。


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 鷲田清一「所有について(21) 制度から相互行為へ」(「群像」2023年3月号掲載)。所有という概念は法によって保証(でいいのか?)されているが、実はこの法治的な状況を理詰めで考えていくと根拠のなさにぶつかってしまう…という理解であったいるのかどうか。今回も難解。どんどん難解になっていく…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の事件簿

  • ようやく一山越えた感事件
  • すごい企画だ事件
  • さっぱり覚えていなかった事件
  • 「ゴウスツ」のコピーがすごかったお姉さん事件
  • 思い付きでパン事件
  • 夕刻睡魔事件


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敬愛するデヴィッド・シルヴィアンの

 五時四十分起床。天皇誕生日、そして敬愛するデヴィッド・シルヴィアンの誕生日。

 

 

Sleepwalkers [Analog]

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 妻は朝から猫の日イベントのために外出。ぼくは仕事。某案件のシナリオ、別の案件の構成とコピー。

 納豆そばで昼食。そして仕事再開。

 十四時、予定していたところまで終わったので店じまい。Amazon Primeで「STAR TREK : PICARD」のシーズン3・第1話を観る。ピカードがよりヨボヨボになっている。そしてスター・トレックの世界観ではあるのだが、謎になっている部分が多くてよくわからない。

 

スターゲイザー

スターゲイザー

  • Patrick Stewart
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 夕方、ウォーキングへ。無印良品でカレーとパスタのレトルトを大量購入。夕食は無印のハンバーグカレーを食べた。

 

 稲垣諭「「くぐり抜け」の哲学(6) 至高性のない世界へ(2)」(「群像」2023年3月号掲載)。バタイユの「至高性」。男性性、攻撃性、暴力。ツルツルなカタチのアタマ。

 

 

 

 

 

 

 

小忙しいめまぐるしさを

 五時四十分起床。寒い朝。久々に、布団から抜け出すのがしんどく感じた。

 仕事。某パンフレットの作業を少しだけ進め、十時から新規案件のリモート会議。デザイナーのYさんが相変わらず独自の視点を持っていておもしろかった。その後、掃除と昼食。午後は大慌てで銀行に行って事務処理済ませ、朝に取り掛かっていた案件のつづき。そして十六時から別の案件のリモート会議。場面転換の多い映画や小説は読んでいてちょっと疲れるが、まさに自分がそういった作品の登場人物になっているような、小忙しいめまぐるしさを感じている。

 夕食は鶏肉と里芋の煮物など。うまし。

 

 羽田圭介「タブー・トラック(1)」(「群像」2023年3月号掲載)。女性脚本家の日常と…。

 

 

 

 

蜊、筍

 今朝も五時四十分起床。昨日よりも冷え込みは厳しいが、朝に屋外で吐く息が白くなる、ということはなく、そんなことが頻繁にあった十年以上前がおかしな世界だったように思えてくる。だが、真実は逆なのだろうな。

 仕事。某案件のスタートが1週間ずれたおかげで、少しだけ余裕ができてきた。某パンフレットのコピー、某タブロイドのコピーなど。メールの数はびっくりするほど多い。

 妻が少し鼻風邪気味。夕食をつくるのがつらそうだったから、お弁当にした。蜊、錦糸卵、牛肉しぐれ煮がのった三色弁当風のものと、タケノコの炊き込みごはんが入った幕の内。どちらもうまし。

 

 羽田圭介「タブー・トラック(1)」(「群像」2023年3月号掲載)。新連載。いわゆるタブーがテーマらしい。今回取り上げられていた、広告の「四本指」問題、二十年前は気を遣いまくっていたけれど、今はほとんどないかな…。