わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

まだなお居座っているような

 五時四十分起床。雨。気温が一気に下がるという予報だが、家のなかは昨日までの暑さが、湿気のためか、まだなお居座っているような感覚。昨日と同じように半袖で動物の世話だの朝食だの。新聞を取りに(まだ紙の新聞を購読している)外へ出たら、寒さに驚いた。Tシャツ一枚では厳しい。

 仕事。某案件の企画、別の案件の取材準備。今日は仕事のメールが比較的少ない、と思っていたら夕方以降に集中した。

 夜、食事しながらテレビ朝日「有吉クイズ」。有吉が蛭子能収と一緒に絵を描いていた。所々にあの蛭子さんのタッチが蘇っている。三十年以上前、高校生の頃から蛭子さんの作品に触れていたぼくとしては、とてもうれしい。

 

 

 

 

 石沢麻依『貝に続く場所にて』。大地の揺れない国で、東日本大震災に被災した日本人が暮らすということ。大地への信頼という感覚の不思議さ。冷静かつ丁寧な筆致で、しかし悲壮さや凄惨さを微かに引きずりながら、あの震災が描かれていく。この書き方、どことなく古井由吉が幼い頃に体験した空襲の描写に似ている。

 

 

 

 

 

 

滝のように

 五時四十分起床。昨夜は「THE SECOND」をたっぷり楽しんだ。個人的には自由度が高いマシンガンズが面白かったが賞レース向きではないのも確かで、ギャロップの最後のネタには勝てなかったのは、当然なのかもしれない。

 午前中は仕事。某案件の原稿チェック。たっぷり三時間以上かかった。

 午後はランニングへ。気温は高めで日差しも時折強くなり、滝のように汗が出る。まだ暑さに体が順応できていない感じで、疲労感も強い。7kmチョイで切り上げた。初夏の花々を楽しめたから、まあいいかな、という感じ。葵が咲いていたのには驚いた。

 

 

 石沢麻依『貝に続く場所にて』。東日本大震災で行方不明のまま、おそらくはなくなったはずの研究室の同僚。彼は幽霊なのか、それとも。あの世が少しだけこちらの世界にはみ出してきている。時折、そんな感覚に襲われる作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今も昔も遊び方は同じ

 五時四十分起床。朝のうちは昨日の雨がしぶとく残り、気温もかなり下がっていたようだ。窓外を気にしつつ身支度、朝食。その後、先日購入した葵の猫タワーを組み立てる。アマゾンオリジナルのものでシンプルな構成だが、猫飼いの間で妙に評価が高い。ウチでも同じシリーズの最もコンパクトなものを使っていたのだが、今回、もう少し高さがあるものを買い足した。組立は簡単。二十分ほどで終わってしまった。葵も気に入ったようだ。

 その後は念入りに掃除。

 

 雨がやんだので、午後から妻と原宿へ。太田美術館で「江戸にゃんこ」を見る。江戸から明治にかけての猫を扱った浮世絵の展覧会。ただただ面白い。人が猫と遊んでいるところを題材にしたものは、今も昔も遊び方は同じだなあ、と微笑ましい気持ちになった。

www.ukiyoe-ota-muse.jp

 

 

今日の事件簿

  • 奥歯に小松菜事件
  • マンガと法律事件
  • 新宿どしゃぶり事件
  • サクラクーピーペンシルを持った子ども事件
  • サクラクーピーペンシルを落とした子ども事件
  • 濡れパン事件
  • 髪の毛ぼわぼわ事件
  • ディープなのがいいと思う事件
  • 速攻法規事件

 

 

マーブルチョコレート、という感じの夢を

 今朝も五時四十分起床。マーブルチョコレート、という感じの夢を見た気がするが、印象だけが残っていて、内容はさっぱり思い出せない。カラフルではあった。

 カラフルな夢と書くと、高校の美術の先生のことを思い出す。色を上手に使えるようになると夢をカラーで見ることができる、と言っていた。だがぼくの夢は子どもの頃からカラーだ。おそらくモノクロテレビで育った世代は夢がモノクロなのではないか、と当時はなんとなく思った。どうなのだろう。

 仕事。朝からせっせと某案件の企画書。午後はオンラインでのプレゼンが一本。その後は午前中の企画書のつづき。気温は上がっているようだが、能率が落ちるほどではない。

 

 石沢麻依『貝に続く場所にて』。東日本大震災…。

 

 

 

日に日に朝の

 五時四十分起床。日に日に朝の目覚めの直後に感じる日差しが強くなり、微かにではあるが暑さも感じるようになってきた。今日は真夏日どころか猛暑日になる地域があると予報していた。天気と暦がうまくかみ合っていないと感じるが、これがまた普通になってしまうのかもしれない。こうした微細なズレが積み重なって、昨今の暑い初夏、盛夏、晩夏、となっているような気がする。

 仕事。某IT系企業の案件。年表を丁寧に読み込んだり、ページを数えたり、なんだかアナログな仕事の仕方だ。

 十一時、別の案件のプレゼン。好評。アホみたいな案を忍び込ませたのだが、意外に受けていた。

 午後も引き籠もって作業。

 夕方、妻とウォーキング。ついでに夕食の買い出し、葵のキャットフード。

 夕食を摂りながらNHKの「解体キングダム」。アスベストを使用した建築物の解体を取材していた。丁寧で慎重な仕事、本当に頭が下がる。

 

 読書は石沢麻依『貝に続く場所にて』を少しだけ。トリュフ犬、いいなあ。