わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

古井由吉『槿』

杉尾と寝てしまった変質者を呼び寄せる女・井手は、そのことを忘れてほしい、自分も処女になったようなつもりでいる、と杉尾に訴える。高校時代に杉尾に手をつけられたと、ありもしない事実を自殺した兄に信じ込まれ、自身もいくぶんそんなつもりになってい…

犬対猫の壮絶なタタカイ

闘いでもなく、戦いでもない。タタカイ、とカタカナで書くのが一番ふさわしいような。タタキアイって感じで。 残念なことに、どれもが猫劣勢。がんばれ猫。負けるな猫。立ち上がれ猫。http://jp.youtube.com/watch?v=dZF5S5ko8dc http://jp.youtube.com/watc…

余裕/余裕どころか/ギターどころか

六時五十分起床。曇天。豪雨に悩まされる九州地方とは対照的に(お見舞い申し上げます)、東京は空梅雨の様相。しかし、明日からまた雨が降るらしい。強く降ってほしい。 午前中は事務処理。今週は比較的余裕がありそう。 午後、浜松町にある某代理店へ。ウ…

麻婆豆豆腐

七時三十分起床。涼しげな曇天。 午前中から仕事。某IT企業パンフ。十六時ごろ、目処が付いたのでいったん終了。 夕食は麻婆豆豆腐。挽き肉のかわりにレンズ豆を使う。ちょっと辛すぎた。 今日のギターはお休み。

練習5日目

うーん。あまり進展なし。絶対的な練習量がすくないんだろうなあ。

古井由吉『槿』

杉尾は、とうとう献血で知りあった変質者引き寄せオンナの井手と寝てしまう。しかし、その描写は淫靡な感覚はまるでなく、むしろどこか非人間的。

掃除→掃除→イエヤキニク

八時起床。涼しげな朝。湿度もさほど高くない。東京の降水量は平年の同時期の六分の一らしい。降ってほしいと思う一方で、この涼しさが心地よい、もう少しつづけばと思う。 午前中は掃除。午後からも掃除。ただしエアコンの。それも、業者さんに来ていただい…

練習4日目

あんなにゆっくりしたリフなのに、なぜ指が動かないんだ? でもまあ、こんなもんでしょうなあ。ひとに聞かせたいわけでなし、気ままにのんびりやりゃいいや。

照り返しの裏側/花をふるまう

六時四十五分起床。朝は涼しく、やがて陽射しが高くなるにつれて温度も上がり、そのままゆるやかに、ほんのすこし蒸し暑く汗ばむ夜へとなだれこむ。そんな一日。 某IT企業パンフ。午後から資料探しのために吉祥寺へ。 梅雨の気配は一時的に失せている。枯れ…

練習3日目

かろうじて指が動くようになってきた。明日からは、「Smoke on the Water」のイントロのリフに挑戦。フフフ。 ギターの最終目標は……70年代のRobert Frippみたいなフリーキーな演奏、かなあ。とてもテクニカルですが。太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)アーティス…

続・風呂糞あるいは猫砂回帰

夕方、花子が大騒ぎをはじめる。風呂に行きたがるので行かせてあげたら、床タイルの上に大量にウンコした。どうやら新しいトイレは砂粒が軽く粒自体が大きいのが気持ち悪いらしく、ウンコする気がなえてしまうようなのだ。仕方ない。砂埃によるアレルギー対…

熱の連鎖/シャツ×4

まだ本格的な夏と呼ぶには早い。その早さ、季節としての中途半端さは、夜に現れる。しんと静まり返ったころにニャーと聞こえ、目を覚ますと、まず身体が冷えていることに気づき、つづいて部屋の空気が冷たいことに気づく。エアコンを使っていたわけではない…

古井由吉『槿』

季節はいつしか桜の咲くころへ。女からカバンを預けられた夜のことがふたたび思い出され、杉尾はアタマを抱え込むようになる。その心理描写が、いつしか中年男の悲哀、いや醜悪な部分へとつながってゆく。引用。 記憶の失せた心地がしないでもなかった。しか…

練習2日目

パワーコードというのは指2本くらいで弦を押さえるからカンタンかと思ったが、慣れない手にはコードチェンジの運指が思った以上に大変。それに、しっかりミュートしないと必要のない音がほかの弦からなってしまう。うーん、基礎こそ奥が深い、ということか。

銀座・天○

伏せ字にしているのではない。本当にこういう名前。まあ銀座では有名な店。高級というのではなく、店が大きいという点において。チェーン展開しているのかな。 料理人が目の前で揚げた天ぷらをすぐに食べられるのが魅力。さすがに揚げの技術は高く、注文した…

風呂糞

二時三十分、花子に起こされる。どうやら便秘気味で気持ち悪いらしい。出したいのに出せないので、いらいらするのだ。 三時、花子に朝ゴハン(夜食と呼んだほうがいい?)。ちょっとつまんでは大騒ぎを繰り返す。三時半ごろまでつづく。風呂の脱衣所兼洗面所…

古井由吉『槿

変質者に目をつけられがちな女と、兄の自殺を悔やむ女の対比。前者が陽、後者が陰。陽は陰を惹き付けるが、陰は陽を惹き付けるのではなく、陽に救いを求めて近寄っていく。そんな描かれ方をされている。 ふたりの女から解放された杉尾。すっきり目覚めた朝の…

糞詰まり

花子、今日で三日ウンコしていない。糞詰まりになると、わがままになる。おまけに耳が痒いらしく、例によってエリザベスカラーを床に押しつけてゴリゴリと掻き、カサブタを取ってしまっている。いらつくんだろうなあ。しばらくは消毒だけをしていたが、今日…

練習1日目

三日坊主防止のために、ブログに書くことにした。とはいえ、あくまで仕事優先だからなあ。 ピッキングの練習。ダウン、アップ、オルタネイトは別にどうということはない。誰でもできる。 つづいて、パワーコード。指2本くらいで弦を押さえ、横の動き、あるい…

買っちまった。

買っちまった。エレクトリック・ギターである。モデルはエピフォンというギブソン公認の廉価版ブランドから発売されているLes Paul Studio。カラーはチェリーレッド・サンバースト。これからギターをはじめることになる。三十八にして。無論、ステージに立ち…

古井由吉『槿』

自殺した友人・萱島の妹からの電話。杉尾は自殺の原因は自分にあるのでは、と思う彼女の話を聞く。兄は生前、妹にもう杉尾とは寝たのかとしつこく訊ねたことがあるらしい。恋人同士などではなかったというのに。 変質者に狙われがちな女、兄に誤解された女。…

梅雨の気配/ヌリカベの気配

六時四十五分起床。濃厚な雨の気配が寝室全体から、家全体から伝わってくる。しかし雨足はそう強くない。これが梅雨の気配と気づき、合点が行った。 朝からいろんな案件を次から次へと。十八時、収束。いつの間にか雨はあがっている。小一時間散歩。 夜、ふ…

古井由吉『槿』

バーで痴漢について語り合うふたり。

タ行やカ行の濁音で

夢を見た。また学生に戻っていた。だが、あのころとは身体が違う。喘息で苦しんでいる。ゼエゼエと息が掠れるのではなく、気管支が何かに締めつけられ、サ行の濁音ではなく、タ行やカ行の濁音で息が激しく鳴る。そんな苦しさをひとり味わっている。つらい、…