わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

磯崎憲一郎『往古来今』

待望の新刊です。はよ読まなきゃ。往古来今作者: 磯崎憲一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/05/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (16件) を見る【中古】 往古来今 /磯崎憲一郎【著】 【中古】afbジャンル: 本・雑誌・コミック > 小説・エッ…

古井由吉『円陣を組む女たち』

以前から欲しかったのだが、絶版状態&超プレミアでなかなか入手できなかったが、状態の比較的いいものが2000円を切っていたのでamazonで購入。でも、定価は500円しないんだよなあ。複雑。古井さんにもお金は落ちないしねえ。円陣を組む女たち (中公文庫 A 2…

テレビにはじまりテレビに終わる

六時起床。「あまちゃん」に衝撃。来週はついに震災が起こる…。 午前中は念入りに掃除。ついでにリビングの照明を交換。電球色から昼白色に変わった。癒しの色ではないが、絵や立体作品の色調の確認はしやすくなると思う。 ベーグルで昼食。「メレンゲの気持…

パナソニックの普及型LEDシーリングライト

昨日注文して、もう届いたので疲れた体にむち打って書斎に取り付け。朝、仕事をはじめると同時にあかりを付けたら寝るまで消さない。散歩中も猫がいるので消せない。というわけで、どうしても点灯時間が長くなってしまうため、ランプの寿命が来たのを機に消…

灼熱の都心

六時起床。「あまちゃん」。猛暑の予感の中、後楽園へ。辿り着いただけで汗が止まらなくなる。打ち合わせ。S社を畳んで、今は別の会社の役員をしているMさんと偶然ばったり。最近は接待担当と化しているそうだ。 赤坂へ移動。森タワーの地下のそば屋でざるそ…

今日の事件簿

だらけ事件 急にしゃっきり事件 帰ってきたウルトラマンの名前はジャック事件 石鹸買い占め事件

古井由吉「雪の下の蟹」読了

最近の私小説的短編小説のひな形、的な完成度。文章表現が巧みだからこそ実現できる読後感。雪の下の蟹・男たちの円居 (講談社文芸文庫)作者: 古井由吉出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/01/26メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブロ…

つかの間のおわり

六時起床。からりとした空気が気温をいつもよりかなり低く感じさせる。事務処理。 夕方は後楽園にて新規案件の打ち合わせ。楽しいようで、制約も多そうで。 少しずつ慌ただしくなりはじめてきた。ヒマヒマ状態はつかの間か。

古井由吉「雪の下の蟹」

大雪がつづく。ハンコ屋に下宿する主人公は雪下ろしを手伝う。雪下ろしの作業は幾日もつづくが、雪はなお降り止まない。今より四十年くらい前の話だ。雪によって交通機関がマヒすれば、地域はたちまち孤立する。 古井さんにしては、珍しくストーリーが明確な…

グリグリなでくり飲ませ乗せ

五時三十分、起床するもたちまち二度寝。目覚まし時計のスヌーズ機能に救われた。 午前中は某案件のコピー。気温は猛暑としてはさほど高くなく、湿度も低めなのでエアコンいらずで快適に作業できる。猫さえ静かなら最高なのだが、そこだけはそうもいかず、幾…

古井由吉「雪の下の蟹」

講談社文芸文庫『雪の下の蟹/男たちの円居』に収録されている古井さんの初期作品。ちょろっと冒頭だけ読んだ。めずらしく私小説っぽい感じ。豊饒なのに洗練されている今の文体っぽい描写が随所に伺える。雪の下の蟹・男たちの円居 (講談社文芸文庫)作者: 古…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」〔54〕

「群像」9月号掲載。全称命題と特称命題の矛盾という論理学の問題(知らなかったけど)を出発点に、一神教/多神教と言語の関連性を明かそうとしている。おもしろい。この連載、まったく読んでいなかった。うーん、次号からちゃんと読もう。群像 2013年 09月…

峠は越えたか

五時三十分起床。朦朧としているが暑さのせいではない。眠いだけだ。 朝から某案件の企画書に終始。夕方、一瞬時間が空いたので大慌てで銀行に行き、事務処理を済ませる。先日までの暑さがうそのような快適さ。とはいえ、早歩きすればそれなりに汗はかく。 …

「大妖怪展 鬼と妖怪そしてゲゲゲ」三井記念美術館

ようやく時間をつくって見に行くことができた。ちびっ子はみんな妖怪大好き。というわけで、比較的子供が多かったかな。 国芳や芳年の妖怪浮世絵、鬼や魔物をかたどった能面、百鬼夜行の巻物、水木しげるセンセの妖怪画の原画など。うーん、この美術館は工芸…

高価なる無関心

六時三十分起床。雨。寝違えがまだ痛む。午前中は掃除に専念。湿度があまりに高くて、掃除機を動かす時間よりも汗を拭く時間のほうが長いような気さえしてくる。だが、気付けば雨は止んでいた。 午後、カミサンと外出。日本橋の三井記念美術館で「大妖怪展」…

村田喜代子「屋根屋」(11)

「群像」9月号掲載。このまま不倫小説に突入するのか? それはそうと、古い建築物のことがいろいろわかるのはおもしろい。群像 2013年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (6件) を見る[rakuten:neo…

少しは書くことが出てきたのかもしれない

六時起床。軽く寝違えたようで、首と背中が痛む。曇天。厚い雲が表面的な夏らしさを暗く覆い隠す。しかし流れる汗は止まらない。 「あまちゃん」、仕事、掃除、仕事、昼食、仕事。なんとか予定していたところまで終わった。 「5時に夢中サタデー」を見てから…

こんな状況でいったい何を書けばいいのだ

今日も五時三十分起床。余裕ができはじめた、というのはまったくの誤りで、まだまだ忙しさはつづく。 十五時より二時間少々打ち合わせ。戻ってからも作業。大雨が降ったようだが、うまい具合にかわすことができた。土曜日も作業。

いとうせいこう「存在しない小説」最終回 読了

うう、短編小説としてはおもしろかったけれど、なんだよ、これで終わりかよ、全然幕を下ろしてないじゃん、という感じ。ま、それを狙ったんだろうなあ。群像 2013年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/07メディア: 雑誌この商品を含むブ…

慌ただしすぎると書くことが減る

今日も五時三十分起床。多忙な状態はなおつづいているが、若干余裕ができはじめたかもしれない。 夕方、事務処理のため銀行へ。鯛焼きを買って帰った。つくりが雑だったが、うまかった。

今日も慌ただしすぎる

今日も五時三十分起床。今日も仕事、仕事、ひたすら仕事。今日も「あまちゃん」。今日も以上。

慌ただしすぎる

五時三十分起床。仕事、仕事、ひたすら仕事。「あまちゃん」。以上。

今日の事件簿

夏バテっぽくなったけど大丈夫事件 うひゃあ予想以上事件 長丁場事件

いとうせいこう「存在しない小説」最終回

「群像」9月号掲載。まだ読み終わってないけどね。この作品が、いとうせいこうという作家を中心に、虚構が何重にも広がっていく円環構造をなしていることが、本作はもっとも色濃く出ているような。それにしても。こんなトリッキーな手法の作品、どうやって最…

島田裕巳『宗教はなぜ必要なのか』

3章まで読んだ。なるほど、現代日本の新宗教の信仰の中心になるものや信者増加のしくみがよくわかった。おなじ新宗教系であるにもかかわらず、某政党は確実に議員を獲得できているのに、別の政党はそれがうまくいかない理由も、なんとなく見えてくる。 それ…

こそばゆい朝

六時起床。花子が朝から体をすり寄せて甘えてくる。かすかに汗ばんだ体に猫の毛がつき、扇風機にそよがれてこそばゆくなる。 ドウブツの世話を済ませてからランニングへ。9.5kmを56分くらい。善福寺川沿いや善福寺池の外周を日陰を選びながら走ったが、それ…

島田裕巳『宗教はなぜ必要なのか』

とりあえず第2章の途中まで読んだ。新書っぽいノリとわかりやすさで、かなり難解なテーマを明快に語っている。現代の日本人は無信仰と言っておきながら、実は無意識のうちにお参りをしたり手を合わせたり、と信仰が生活に溶け込んでいることに無自覚である、…

倍速

六時起床。昨夜は就寝直前に花子がゆるめのウンコを尻に付けたまま布団の上に上がってしまい、大騒ぎとなった。こんな事件が起こるたびに、花子の尻の毛は短くなっていく。ウンコを毛ごとはさみでチョッキンと切るからだ。 「あまちゃん」を観てから仕事。一…

町田康「ホサナ」(6)

「群像」9月号掲載。真面目ゆえの悲劇。ふう。群像 2013年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/08/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (6件) を見る[rakuten:booxstore:11143769:detail] 町田康の作品はこちら。

簡潔編

五時四十分起床。相変わらずの暑さだが、いくぶん過ごしやすいか。「あまちゃん」を観てからは延々と仕事。予定まで終わらず。