五時前に目が覚めてしまい、少しウトウトはしたものの、結局五時半には起きてしまった。気合い十分、と起き上がったものの、時間に余裕があり、なおかつ祝日でもあるせいか、朝の身支度の動作も動物たちの世話の段取りもどこか緩慢だったようで、いつもより、かなりもたついた。
春分の日。世間は休みだが、仕事。某IT企業の案件を朝から進めた。なんとか形になったので午前中で終了。昼食後、午後は一時間ほど昼寝。その後は経理処理やら、ノートパソコンの設定変更やら。
夕方、長めにウォーキング。気づいたら吉祥女子中学・高等学校の先まで来ていた。
読書は工藤庸子「文学ノート・大江健三郎(8) Ⅲ 神話・歴史・伝承 『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』」(「群像」2024年4月号掲載)。やっぱり『万円元年』を読み解くには、民俗学という鍵が必要になるということだな。それだけじゃないけど。ストーリー展開とか美しい文章とか社会批判性とかそういうことではなく、構造の妙、というか。作品世界の重奏性、というか。