五時四十分起床。冷え込みが激しいという予報だった気がする。確かに目覚めてすぐは寒さを感じたが、日中は意外に日差しが柔らかに注ぎ、風も穏やかで厳しさはまるで感じなかった。
午前中は仕事。やり残していた案件、二つほど進める。
午後は読書やら散歩やら。
安藤礼二「大江健三郎論(5)」(「群像」2026年2月号)。『「雨の木」を聴く女たち』『新しい人よ眼ざめよ』あたり、大江さんが自分とその家族をモデルとした私小説(ではないと思うのだが)的なアプローチを始めた時期の作品がフォーカスされている。確かに、この時期から作風が大きく変わったんだよね。ただ、共通する要素も多い。安藤さんは今回、大江作品に通底する「暴力性」(特に性暴力)について語っている。個人的には、大江健三郎が描く暴力はは暴力的になろうとしてもできない人が描いた暴力、と感じている。





