わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の事件簿

●雷で花子、挙動不審事件 ●雷で外廊下の軒下に蚊柱が雨宿り事件 ●大学案内を1日で30冊も見たよ事件 ●麦次郎はムーンライダーズが好き、特に岡田徹のピアノがお気に入りらしい事件

高橋葉介『夢幻紳士 迷宮篇』

最後の夢幻紳士、かも。頼む、まだまだつづけてくれ。夢幻紳士 迷宮篇作者: 高橋葉介出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 9回この商品を含むブログ (29件) を見る

浦沢直樹『21世紀少年』上

「ともだち」は誰だったのか、ケンヂは悪の大王の汚名を晴らせるのか、と期待して読んだが……。つづくらしい。頼む、さっさと終わってくれ。21世紀少年 上―本格科学冒険漫画 “ともだち”の死 (ビッグコミックス)作者: 浦沢直樹出版社/メーカー: 小学館発売日: …

激しく嫌がられた

紀香と陣内の披露宴の日。 六時四十分起床。朝から花子がフニャフニャと鳴いている。顔が痒いらしい。ブラッシングしてやるとフケがわんさかと。ドウブツの体拭き専用のウェットティッシュで拭いてあげたら激しく嫌がられた。 朝の掃除のときは、麦次郎に激…

軟体ガンダム

従来のフィギュアよりも関節の稼働幅がスッゴイらしい。ふーん。これでヨガや太極拳のポーズをお勉強するといい。 http://www.gizmodo.jp/2007/05/post_1566.html#more

プロは動じない

六時四十分起床。やや肌寒い朝。春先、というよりは秋を連想させる空気。しかし、空はさほど秋めいていない。夏の朝の、真夏日の灼熱を予感させる空にどこかが似ている。 某大学案内パンフ、某飲食店パンフなど。数日前から痛んでいた左の股関節が悪化しはじ…

西原理恵子『できるかなクアトロ』

酒が入って、がっつり活字を読むのがしんどかったので。 いままでの「できるかな」よりかなりパワーダウンしている。サイバラさん、やっぱり寄る年波には勝てないか。いや、母となり、良識あるいいひとになってしまったのが原因かもしれない。もうこういう仕…

順序が違う/すみませんでした

驚くほどすっきりと目覚めた。午前六時二十分。花子に起きろとせがまれるより早い。まずぼくが起き、花子起きてるか、と声をかけたところで花子が目を覚ました。 目覚めがよいのはなぜか。考えるに、夕べは十二時前に就寝したからではないか。健康そうな笑顔…

吉田修一『悪人』

推理小説っぽいようだけど、どうなのかな。この作家の他の作品を読んだことがないから、描写というよりは説明ばかりがつづく冒頭の退屈な書き出しが、作者本来の持ち味なのか、それとも推理小説のカタチを借りるために無理やりこのように書いているのかがよ…

初台・東京オペラシティアートギャラリー「ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展 藤森建築と路上観察」

建築探偵・藤森照信の建築作品と路上観察学会の研究成果があわせて公開されている。素材の持ち味と手仕事のアナログさをとことん追求した仕上げ手法を細かに紹介していたり、実際の作品を丁寧に解説していたりと、エルメスのギャラリーで物足りなさを感じて…

さよならミーレ。ありがとう、君は八年間よくやった

七時二十分起床。風邪はかなり抜けてきた。だが今日は終日軽い頭痛につきまとわれた。気づけば痛んでいる。苦しむほどではない。 昨日は重たかった体が今日は軽くて快い、とまではいかぬが平常時に近づいているのがうれしかったのか、午前中にベランダ掃除、…

花子、よだれかけ

花子、血がにじんだ感じはなくなってきたものの、あいかわらずひどく痒がっている。掻いてやるとヨダレをダラダラ流しながら恍惚の表情で、こっちをもっと、あっちを強く、とねだりつづける。たらしたヨダラは、みんなエリザベスカラーが受け止めてくれる。…

安岡章太郎「カーライルの家」読了

主人公(=作者)が若い頃に触れた漱石の「カーライル博物館」への思い(というほどストレートな感情ではないようだが)から、八〇歳にしてイギリスにあるカーライルの生家を改造した博物館に行く、という話なのだが、内容は旅行記ではなく漱石や正宗白鳥な…

引いてたよ。

九時起床。七時には目が覚めたものの、あと十分だけ、というつもりが二時間という始末だ。先週のややハードな仕事の状況にガス欠状態だったのかもしれぬ。風邪っぽさは抜けず、むしろ悪化する気配さえあるようなので今日は大事を取り寝て過ごした。 夕方には…

引いたかな。

六時三十分起床。雨。 朝から某食品メーカーの会社案内、某食品メーカー(別の会社だ)のプロモーション企画など。最近、食品がらみの案件が多い。 夕方ごろから鼻水、軽い頭痛。風邪引いたかな。

『月光下騎士団大事典』

ムーンライダーズ結成30周年記念出版。ライダーズの歴史がてんこ盛り。みんな歳とったよなあ。月光下騎士団大事典?ムーンライダーズデビュー30周年記念目録作者: 月面探索者一同出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク発売日: 2007/03/23メディア: …

安彦良和『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』15

オデッサ編、前編。ようやく本編に戻るらしい。機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 15 オデッサ編 前 (角川コミックス・エース 80-18)作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/05/26メディア: コミック購入: 5人 クリック: 16回この…

ウンコプラプラ

花子、早朝からウンコ。尻にコロコロしたのをプラプラさせていたのでティッシュで握ってもぎ取ったら、怒ってクローゼットの中に引き篭もってしまった。

そんなに意外か? アニメをよく見なさい!

すれ違った小学三年生くらいの女の子の会話。 「でもねー、ねずみ男はウソつくよ」 「……え〜っ?」 ねずみ男はウソをつく。この事実(というか設定だけどさ)に、もうひとりの子は、自分の親とは血がつながっていないことを知ったかのような驚きっぷりで奇声…

暗中模索

六時四十分起床。晴れ。夏日。長袖が少々煩わしい。しかし半袖だけでは陽が落ちてから少々震えることになる。 仕事が飽和気味の状態。それだけならたいしたことはないのだが、どこに目標を置けばいいのかわからないままに進めなければならない案件がいくつか…

安岡章太郎「カーライルの家」

同タイトルの単行本より。カーライルの単行本と「私(おそらく安岡自身)」の関わりを軸に作品は展開するようだが、カーライルって作家を知らないからよくわかんないなあ。

安岡章太郎「危うい記憶」読了

おもしろさが何に起因するのか、やはりよくわからず。うーん、手強し、第三の新人。

大江健三郎「臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」

『万延元年』と作品がリンクしはじめる。もっとも、同一テーマを繰り返し展開することが多い大江作品には、作品間のリンクは非常に多い。

今日の事件簿

●ブルーベリーブレッドにブルーベリージャムはイマイチ事件 ●財布忘れた事件 ●ミスド100円×4個事件 ●本日定休の電気屋の猫はカフェの猫事件 ●仕事てんこもり事件(ありがたいです) ●近所のピアノ教室は月3回で6000円事件 ●花子ラッパがゲロまみれ事件 ●花子…

安岡章太郎「危うい記憶」

訪露の記憶から、戦中の従軍時代の満州赴任の記憶へ。記憶は複雑な経路をたどりながら、過去をさまよいつづけている。この混濁した感覚とピンポイント的に鮮明な感覚の同居が、危うさなのかな。

日本酒「開運」特別純米酒

静岡の「土井酒造場」という酒蔵で、高天神城跡の天然水でつくった日本酒。特別純米酒は限りなく吟醸酒に近い感じ。なぜかサクランボの香りがする。しかし口当たりはしっかりしていて、日本酒独特の風味が濃厚。

溶け込むひややかさ/空気を入れ替える/ありがたい名前

六時四十五分起床。日中は夏の気配が色濃く空や街や木々を染めるが、朝はまだ春の、というよりは所属不明の曖昧な季節の、ひんやりとした空気が部屋に満ち、空を覆っている。ニンゲンの暮らしに溶け込むようなひややかさ。 某食品メーカー会社案内など。夕方…

大江健三郎「臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」

「新潮」6月号より。序章「なんだ君はこんなところにいるのか」、第一章「ミヒャエル・コールハース計画」の二章分が掲載されている。短期集中連載されるとのこと。単行本化は今冬、来春くらいかな。 最新作である「おかしな二人組」三部作は大江自身をモデ…

安岡章太郎「危うい記憶」

四十年前の小林秀雄との訪露の記憶に、数年前の訪露の記憶が重なる。 うーん、おもしろいんだけど全然わからん、作意が。

クスリが効く

花子の肌荒れの治療に、ドイツのWELEDAという医薬品メーカーの「Calendula Wundsalbe」を使っている。確か成分はすべて天然由来だったはずだ。もともとぼくの金属アレルギーにと通販で購入したのだが、結局花子のクスリになってしまった。これを塗ると治りが…