わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

[日記]狂ったリズム/結婚記念日/キウイの生霊 朝だ。そんな感覚で目を覚ますことがある。当たり前のようだが、そうではない。目が覚め、それから今が朝だと感じる、あるいは確認する。これが通常の流れではないか。ならば、朝が来たと感じながら目覚めるの…

安岡章太郎「危うい記憶」

小林秀雄の放浪癖について。そして、小林が奈良に逃避行したときに面倒を見ていた志賀直哉の資産家としての一面について。 うーん、作意が読めない。まだ、さほど「危うい」感覚がないからか。

今日は高い/優しくない/初稼働

七時三十分起床。晴れ。快晴。初夏だというのに、運動会の朝の、今日は予定通り運動会を行う、と知らせる花火の音が響き渡る秋空を思い出した。それほど空が、今日は高い。 朝から、新調した冷蔵庫を受け入れる準備に終始。古い冷蔵庫の横に並べたレンジ棚と…

三鷹芸術文化センター・星のホール 「ツグノフの森」

作・演出G2。片桐仁(ラーメンズ)主演(なのかな)。地滑り型の大地震により地形が入り乱れてしまった日本が舞台。地形の変化により地方自治体同士が争いをはじめ、戦国時代のような内戦状況になった中、三鷹の森に住む画家のもとに、埋めたはずの父の死体…

よくわからん/十二周年

三時に起きて五時に起きて六時半に起きて八時に起きて、と何度も起きては花子の相手をしたので、ちゃんと起床したのが何時なのかよくわからん。雨。 昼前に雨あがる。午後よりカミサンと三鷹へ。三鷹芸術文化センター・星のホールで演劇「ツグノフの森」を観…

西荻窪・麦の風

ウチの自宅のそば。住宅街の中にある、フツーの一戸建ての一角を改築してオープンした天然酵母がウリのパン屋。イートインできるらしいが、そんな大胆なことをする勇気はない。 パンはいたって優しい、安心できる味。素材の味ばかりが強調される某自然派パン…

干す、洗う/書く、かく/飲む、飲む、飲む

六時四十分起床。晴れ。布団を干す。シーツを洗う。 久々に打ち合わせの予定がない。朝から書斎に籠り、黙々と企画書をつくったりコピーを書いたり。それから、エリザベスカラーをつけた花子の痒がる顔をかいてあげたり。 午後より某大学の大学案内の仕事の…

トーキング・チュンチュク

トーキング・カラスというのも聞いたことがある。スズメの体格はセキセイインコよりちょっと小さい程度。ならば話せても不思議ではない。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000003-san-soci

静かに響く/どいてよ/キツネの嫁入り/土へと還る

六時五十分起床。激しい雨。篠つく雨。アスファルトを打つ音が、静かな朝に、静かに響く。おかしな表現だが、これがいちばんしっくりくる。 布団を畳もうとしても、花子がなかなかどいてくれない。ぼくの枕にアゴと両腕をのせ、目を細めてじっとしている。雨…

安岡章太郎「危うい記憶」

危ういのは記憶というよりも文体のほうでは……。『残光』ほどではないが、読み手は混乱を強要される。しかし書き手にそんな目論見はない。

青白灰色/書けないや/ありがとう

六時四十五分起床。晴れ。五月晴れと言うには少々難のある空。さほど深みのない青に、薄い白と灰色がかかった白が浮かぶ。 午前中は某家電メーカー企画。 十五時、歯科医へ。素人落語家である並川抜志さんの並川歯科医院。抜志さんが属する立川流に関する情…

安岡章太郎「危うい記憶」

最新作品集『カーライルの家』より。小林秀雄、志賀直哉に関する思い出。でも、これは小説として読んだほうがよさそう。 小島信夫の遺作『残光』ほど老人力は強くない。が、タイトルにあるようにかなりあぶなっかしいところがある。 東京で同棲している女の…

季節と都会/時折、さみしげに/背面バキューム

六時四十五分起床。 都会で暮す者には、季節をかなりおかしな形で感じるチカラが身に付くらしい。日課のように毎朝空をあおぐ。東から昇る太陽の位置は、おなじ時間に見上げたとしても数ヶ月前と今とではずいぶん違う。その、位置の違いを陽の高さや気温、木…

メゾンエルメス「メゾン四畳半/藤森照信」

路上観察学会員であり建築探偵である藤森照信氏の実験的建築物風オブジェによるインスタレーション(という解釈でいいのかなあ)。「四畳半」を日本人の住空間の基本として捉え、茶室にも通じるような不思議な、しかし魅力的な建築物(らしきもの)をイベン…

Robert Fripp/Glass and Breath

なんと、Discipline Global Mobile(http://www.dgmlive.com/)のサイトで、このアルバムがまるまる1枚分無料でダウンロードできる。Soundscapeモノ。アンビエントな楽曲はとくに盛り上がりもなく、収録された3曲は聞き分けが困難なほど似ているが、ぼくは結…

堀江敏幸『めぐらし屋』読了

ひとりの四十代独身女性である蕗子さんが、別居していた父が宿泊業者の施設以外の場所への宿泊の斡旋である「めぐらし屋」をやっていたらしいことを知り、それを、よくわからぬままに引き継ぐまでの話。「よくわからぬままに」などと書くとまるで自分の意思…

花子、結膜炎は大丈夫なようだが、ほっぺやカラダがかゆくてたまらんらしい。あまりにかゆがるので、ちょっとだけエリザベスカラーを外してみたら目の横を豪快にかきむしり、血がにじんでしまった。

鼻(←ゴーゴリみたいだな)

六時四十五分、鼻が濡れた感覚に目を覚ました。犬猫じゃあるまいし、と思いつつ洟をかむ。かんだ後は、必ずティッシュを確認することにしている。無色透明な中に、ちらりほらりと真っ赤なものがある。谷岡ヤスジよろしく鼻血がドバーッと出たわけではない。…

まだラッパ

花子、ちょっとだけエリザベスカラーを外したらすぐに目をかいてしまい、また炎症。まだ結膜炎気味だったらしい。というわけで、あと一週間ほどラッパ生活延長。

堀江敏幸『めぐらし屋』

蕗子さん、倉庫番と話をつけ、両親の墓参りをする。

ポークチョップ

安心できる、ニッポンの洋食の味。ソースの仕上げに使った水が多すぎたみたいで、ちょっとビシャビシャな仕上がりになってしまった。 豚ロースとんかつ用2枚を用意。スジ切りし、軽く叩いておく。 タマネギ1/2個、ニンニク1片をすり下ろす。 すり下ろした野…

寝だめ不要/生活のための

今日も七時三十分起床。最近は休日でも平日と変わらぬくらいの時間に起きるようになった。正確には寝だめをしなくても大丈夫になったということか。 午前中は掃除。ホットカーペットをしまい、クッションフロアーの床をぞうきんできゅっきゅと拭く。 午後は…

堀江敏幸『めぐらし屋』

蕗子さんは体が弱い。焼肉を食うと疲れてしまう。 こういう設定の細かさが、平易な文体でありながらも妙に強いリアリズムを生み出しているのかも。

カサブタ

花子、カサブタがほとんど取れた。

鶏モモ肉の香味煮

中華。ビールによくあう。カレー粉ではなく、豆板醤とオイスターソースでもイケルと思う。 鶏モモ肉大きめ1枚を用意。 ボウルに長ネギのみじん切り1/4本くらい、ニンニク1片みじん切り、ショウガ1片みじん切り、醤油大さじ3くらい、砂糖大さじ2くらい、紹興…

百花繚乱

七時三十分起床。朝の空気はひやりと冷たく、日中の最高気温が二十五度だの夏日だのという報道がつづいてはいるものの、やはりまだ五月、どこかに春の面影を残しているようだ。 朝から仕事。某家電メーカーの企画。十六時ごろ終了。カミサンと桃井、今川のほ…

今が替えどき

七時起床。身支度を済ませ、キッチンで朝食がわりの野菜ジュースをコップに注いでいると、カミサンが、冷蔵庫から異音がして眠れなかったという。婚約したときに購入してから十二年間使いつづけているこの冷蔵庫、昨年は突然冷蔵室が異様に温度低下したり、…

亀対猫

不屈戦車って感じ。 http://www.youtube.com/watch?v=Ul0gfCyeiyM

夢の空/今日の空

六時五十分起床。近ごろ眠りがどっぷりと深くなっている気がする。が、一方で夢も多く見る。昨夜は、空の夢を見た。青空に、大きな雲が広がっている。高い層を覆う雲は白く厚く、どっかりと腰をすえ、その場からまったく動かない。そこに低い層にたなびく薄…

堀江敏幸『めぐらし屋』

蕗子さんもめぐらし屋デビュー?