五時四十分起床。晴れ。葵は青空と朝日に刺激されたようで、早朝から遊ぶ気満々になっている。少しだけ追いかけっこに付き合わされた。よく遊ぶ猫だ。
仕事。
夕方、妻とウォーキング。ついでに妻の画材を調達。世界堂がやっていないので、荻窪の西友でなんとかした。西友は開いていたが、隣接するタウンセブンとルミネは地下の食品売り場だけの営業でさみしい。タウンセブンの一階で営業しているお茶屋さんは新茶の季節だというのに店は締めざるを得ず、地下に小さなテーブルを置いてそこに新茶を並べ、臨時店舗として営業していた。大好きなお茶屋さんなので、がんばってほしい。
サラリーマンの帰宅時間だが荻窪界隈は人がさほど多くなく、通り過ぎる中央線は上り下りともにガラガラだ。道すがら、春の花をたくさん見かけた。タンポポ、パンジー、チューリップ、ノースポール、ハナミズキ。ハナニラはもう終わりかな。柿の木の葉が青々としていておいしそうだ。まずいのだろうけれど。写真を撮ればよかった。
夜はあるウェブセミナーを受講したのだが、途中から直接的には役に立たなさそうな内容だったので離脱。すると実務のほうで軽微ではあったが急遽作業の依頼が来て、軽くバタバタ。しかしその後はゆったりと過ごした。
読書は保坂和志「鉄の胡蝶は歳月は記憶は夢の掘るか」(21)(「群像」2020年5月号掲載)のつづき。あらゆる出来事や体験が、世界認識にかかわる思索へとつながっていく。
→保坂和志の作品はこちら。連載中の「鉄の胡蝶は〜」よりも『未明の闘争』のほうが好きだな。