わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ここ数年でベストの

 五時四十分起床。五月晴れといっていいのか、さわやかな天気。霞んだ雲が広がり時折濃淡を見せる様子は春先とさほど変わらないが、日差しは幾分力強く、風は強いが暖かい。

 仕事。某案件の企画書を仕上げ、別のイベント系案件に取り掛かる。企画書のほうは今日一日かかるかと思っていたが朝イチであっさりとまとまり、イベント系のほうも明日一日働こうかと思っていたが夕方には落ち着いてしまった。連休明けに見直せば十分なレベルまで持って行けたので、明日からは普通に休む予定。

 夕方、妻と軽くウォーキング兼買い出し。駅近の路地にある「MondoGelato」というジェラート屋さんで少し休憩。いちじくとマスカルポーネジェラートが最高。ここ数年でベストの味だと感じた。

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 戻ってからは別の案件を少し。

 夜はランニングへ。夕食を食べ過ぎて、まったくスピードを出せず。ま、いつも早く走ったりはしないけど。

 

 永井玲衣「世界の適切な保存(13)かわいい」(「群像」2023年5月号掲載)。人がわずかに油断した瞬間や小さな不自由を感じて戸惑う瞬間のスケッチがつづく。これらを「かわいい」というのだが、そこにははかなさや弱さがどっしりと腰を下ろしている。ぼくは、シチュエーションとしてはその瞬間に消えるものの、感情のほうが実は延々とひきずられていくような、そんな感覚をよく感じるものの「かわいい」とはあまり思わないかな。おそらく客観視する姿勢が強くなければ「かわいい」は生まれない。ぼくの場合は無意識のうちに自己投影しちゃうんだと思う。