わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

町田康『宿屋めぐり』

主人公、思いがけず自分で整形。そして、思いがけず芸人デビュー。思いがけずポーラに仕返し。 運命に流されている、ということか。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含…

まだ痛い

五時四十五分起床。肩の痛みで何度か目覚めたが、花子が大騒ぎをしなかったので昨日、一昨日よりはよく眠れた。 某IT企業PR誌、某大学キャンパスガイド、某通販会社企画など。痛みで集中できず。鍼灸院で治療してもらったが、今のところ効果は実感できない。…

町田康『宿屋めぐり』

お金持ちどもを謎の力で痛めつけてしまう主人公。そして主との関係の回想。 お金持ち=資本家や権力、と考えると、町田作品をパンク小説と呼ぶのには抵抗を感じているのだが、それでもまあ、なんとなくこのシーンはパンク的かもしれない。町田さんというと珍…

楽しみにしているのであった

肩と背中の痛みに加え、花子の謎の真夜中のハイテンションでほとんど寝られず。それでもなんとか五時五十分に起床。雨。痛みは低気圧の影響かもしれない。 午前中は五反田へ。某アミューズメント企業の新規案件の打ち合わせ。ものすごく変なモバイル動画投稿…

右に集中

五時五十分起床。とはいえ、あまり寝ていない。右腕の付け根、下側のやや背中寄りの部分が痛くて何度も起きてしまった。右腕全体がしびれる始末。一晩中アイスノンで冷やしたが、あまり効果なし。おまけに座骨神経痛も。首も少し痛む。症状は右側に集中して…

町田康『宿屋めぐり』

新たな宿へと向かうことは、新たにダマされるということ。うーむ。切ない。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (121件) を見る告白 (中公文庫)作者: 町田康出版…

TXのバッテリーが……

ここ数日はスケジュール管理くらいしか使ってなかったのに、あっという間にバッテリーが切れた。早くも寿命か。 PDA専門店「ビザビ」で交換用バッテリーを注文。ヒマを見つけて、自分で換装する。 [rakuten:vis-a-vis:10000630:detail] [rakuten:pda:796978:…

今日の事件簿

●右肩と右腕の付け根が痛い事件 ●ペルちゃん命日事件 ●花子ようやくウンコ事件 ●結局めんどくさいのねみんな事件 ●宗教色はあまりない事件 ●麦次郎糞詰まり事件 ●ピキューで興奮事件

町田康『宿屋めぐり』

ヤクザにダマされた主人公が、別のヤクザに助けられる。だが、そのヤクザは主人公を宿に残したまま、どこかに消えてしまう。うーむ……。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を…

吉田健一『時間』

第4章をすこしだけ。時間と主体の関係性について、なのかな。時間は主体にも客体にも均等に存在するが、時間を認識するのは主体であり、したがって時間とは主体的なものだ、ということ、なのかな。時間 (講談社文芸文庫)作者: 吉田健一,高橋英夫出版社/メー…

二人称としての「おじいさん」

敬老の日。ピンと来ない祝日。お年寄りを敬うという意図はわかるのだが、父が早くに両親を亡くし、母も若いころに父親を亡くしていたせいか、祖父母という存在がやたらと縁遠い。母方の祖母はまだ健在だが、身近な存在ではなかったし、たまに会う祖母にぼく…

カジャグーグー

突然思い出してYouTubeで検索したら、あるわあるわ。「Too Shy」は歴史的名作ですが、個人的にはリマール脱退後の、セールス的には今ひとつパッとしなかったカジャの作品も好き。 ベストヒット80’sアーティスト: オムニバス,カルチャー・クラブ,リマール,ベ…

吉田健一『時間』

3章目。時代について。連綿と続く現在を過去と呼び、その過去を大きな流れごとに分類することで時代という概念が生まれるのだろうけれど、この時代感覚は後付け的に編集された性質のもので、現代を生きる者が現代を「時代」と表現するということは、あらゆ…

町田康『宿屋めぐり』

宿泊という行動が物語の軸になっているのだが、主人公、泊まるたびに誰かにダマされる。ダマされ、仕返しをしようとし、しかしままならず、逃げるように次の宿へと急ぐ。今のところ、その繰り返し。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 20…

積乱雲くずれ

七時起床。朝は一丁前に秋っぽい冷え方なのだが、どういうわけか寝汗がひどい。 午前中は読書して過ごす。午後より荻窪の西友、青梅街道沿いのOKマートとはしご。朝の空に広がっていた鰯雲が、いつの間にやら整形手術しすぎて顔がくずれた某アーティストのご…

西荻窪「シタル」

「ボンジュクおかゆ」の跡にできたインド料理店。カレーは普通の味だったが、骨付きラムをタンドールで焼いたのちにアツアツに熱した鉄板に移してアツアツの状態で食べるタンドリーラムチョップの味はなかなか。サモサは豆とか玉葱とかにんじんとか具がいろ…

「グーグーだって猫である」

巨匠、大島弓子原作の、手塚治虫文化賞受賞作の映画化。乱暴に要約するとペットロスからの恢復の物語なのだが、そこにアシスタントの女の子の恋が終わるまでのエピソードや、大島をモデルにした主人公・麻子のじれったい恋や卵巣ガンとの闘病などが挟み込ま…

ゲーム、というより罰ゲームのような

60度くらいありそうな急な坂。なぜか地面はウレタンでできている。それを、駆け上る。足がウレタンに沈むようにひっかかるので数歩登ることはできるが、ウレタンは同時に助走でつけた加速を殺してしまうので、中腹あたりで立ち往生してしまう。この角度での…

21st Century Schizoid Man

いろんなカバーがあるんですな。まずはイカ天世代には懐かしい人間椅子。なかなか重厚感があってよろしい。 つづいて高尚な感じのストリングスバージョン。 アマチュアか? このひとたちの演奏はコンパクトで結構好き。

IKUZO Crimson

吉幾三がキング・クリムゾンとコラボ(ズコ笑)。エレファント農具、だってさ。すごいです。見事にマッチしています。 つづいて宮殿。これはちょっとムリしてたかな。 グレート・ディシーヴァーと田舎のプレスリー。まあまあ。 21世紀のスキッツォイド・マン…

古井由吉『夜明けの家』

平成10年、だから1998年かな、に上梓された連作短篇集の文庫化。裏表紙にはこう書いてある。 「老耄が人の自然なら、長年の死者が日々に生者となってもどるのも、老耄の自然ではないか。」……主人公の「私」が、未明の池の端での老人との出会いの記憶に、病、…

荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』16

Amazonにて。大統領がメインらしい。STEEL BALL RUN vol.16―ジョジョの奇妙な冒険Part7 (16) (ジャンプコミックス)作者: 荒木飛呂彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09/04メディア: コミック購入: 5人 クリック: 34回この商品を含むブログ (106件) を見…

町田康『宿屋めぐり』

いっぱい喰わされつづける主人公。あーりゃま。これをどう読めばいいかは、もう少し読みすすめないとわかんないな。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (121件)…

喘息患者じゃないですよ

五時五十分に目覚めて、今日も頭痛に悩まされるか喘息の発作も出るかもしれんまだ咳もつづくか、と怖れと諦めが入り交じった気持ちに揺さぶられながら体を起こすが不調な部分はほとんどなく、せいぜい乾いた軽く咳が出る程度だ。眠気はあるものの頭痛は感じ…

町田康『宿屋めぐり』

「ほどん屋」というへんな宿屋。町田の単語単位での言語感覚のずれっぷりって、ちょっと真似できない。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (121件) を見る浄土 …

西荻窪中央線吉祥寺井の頭線下北沢小田急線本厚木

あれから七年か。状況はたいして変わっていないような気がするが、どうなのだろう。軍事力による平和への取り組みとは、成果が見えにくいものなのか。それとも成果を考慮に入れていないものなのか。9.11 ?N.Y.同時多発テロ衝撃の真実 [DVD]出版社/メーカー: …

町田康『宿屋めぐり』

ろくでなしの旧友との再会。これって町田作品ではよくあるパターン。テーマというと大げさだけど、こだわりたいところなのかな。宿屋めぐり作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブ…

チャッチャカチャー

六時十五分起床。今日もアタマがイッテエのでイッテエのガマンしてチャッチャカチャーと仕事してとっと寝る。 秋めいてきました。

佐川光晴「われらの時代」

「群像」10月号掲載。移動中にちょっとだけ読んだ。よくもまあ、こんなすごいタイトルを……。市役所の児童保護などを担当する男の物語。としか、まだ言えないなあ。金色のゆりかご作者: 佐川光晴出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/06/20メディア: 単行本購…

うはあ

六時起床。目覚めるや否やなんとなく今日は体調に気をつけるべきだと感じたのだが案の定そのとおりでひさびさに頭痛に悩まされ、おまけに軽く喘息の発作もでちまった。今日はとっとと寝ちまおう。 午前中は某企業Webサイトなど。午後から五反田、霞ヶ関とは…