わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2015-01-01から1年間の記事一覧

混乱の味覚

昨夜は猛烈な眠気に襲われ、二十三時過ぎにはまぶたが重くて開けるのもままならず、気づけば意識は飛び飛びとなり、デスクでカッコンカッコンと激しく船を漕ぐありさまだった。整骨院に行ったからだろうか。とっとと寝ることにした。が三時には起こされてし…

上田岳弘「異郷の友人」

差別と不平等への不満が、あらぬ方向へ暴走しはじめようとしている…。 新潮 2015年 12 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/11/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る 上田岳弘の作品はこちら。

ちょっと感動した話

五時五十分起床。弱く冷たい冬の雨。天気のせいだろうか、麦次郎はほとんど騒がず、ぷちぷちは元気はあるものの、昨日のようなご機嫌さからはほど遠い。ふたりとも雨降りの日はマイペースを決め込むのか、ちょっかいを出しても大胆には乗ってこない。 仕事。…

今日の事件簿

何かと中慌て事件 おやつ食べすぎ事件 体脂肪減少傾向事件 再始動事件 紙デジ二刀流事件 まさかの定休日事件 あと一回着よう事件

上田岳弘「異郷の友人」

モンスターエンジンの「神々の遊び」のネタが引用されていた。ふふふ。確かに、こういうことができるのは日本人の国民性のひとつなのかな。イスラムでは絶対にこんなことできないし、クリスチャンも仏教徒もしかり。神という存在が生活の中に浸透していなが…

段階的な変貌

六時起床。雨という予報だがまだ降りはじめてはいない。麦次郎に何度も起こされ、呼びつけられ、あれこれ命じられる。花子が亡くなって昨日でちょうど九ヶ月。どんどんわがままな猫になっていく。 ↓どんどん迫ってみた。最後のはピントが合わなかった。 ぷち…

上田岳弘「異郷の友人」

いよいよ、主人公と二人の記憶共有者、SとJとが会合する!? 物語はどんどん盛り上がり、ダイナミックに動きはじめる。 新潮 2015年 12 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/11/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログ (1件) を見る 上田岳弘の…

カワセミと(無関係の)自由な犬

六時二十分起床。曇天。身支度を調え、いつものようにドウブツたちの世話をはじめる。麦次郎は豪快にオシッコを失敗したが、健康上の問題はない。ぷちぷち、夜中にうちにこっそりゴハンを食べていたようだ。だが、カゴの中を掃除し、すこし遊んであげてから…

上田岳弘「異郷の友人」

主人公が記憶を共有している(と妄想している? それとも現実に?)、淡路島の新興宗教の教祖に驚くべき真実が。そしてもう一人の記憶共有者、アメリカのハッカーJにも驚くべき真実が…。 一人称小説なのに「神の視点」をもつ多元描写になっている。物語構成…

気になるお店「メタルめし」

高円寺メタルめし

自分のペースでいい

六時十五分起床。頭痛。昨夜とほとんど変わらない、左後頭部だけが締めつけられる感覚がしぶとく、ふてぶてしく残る。 ぷちぷち、ぼくの前では元気はあるのだが、目を離すとじっとしてしまう。空元気ってヤツだろうか。セキセイインコは体調が悪くても飼い主…

もうすぐ二年

昨夜は一時過ぎまで仕事してしまった。それでもなんとか六時に起床。 ぷちぷち、食欲減退気味。また毛が抜けはじめている。あまり食べたがらないのは換羽のせいなのかもしれない。カミサン曰く、ぼくがいるときだけ機嫌がいい、と。 麦次郎は昨日のてんかん…

ドウブツたち(とニンゲン)の不調と回復

五時四十五分起床。ちょっと高血圧気味。頭痛。咳も出る。風邪だろうか。 ぷちぷち、今日も食欲が今ひとつ。ゴキゲンではあるが、時折疲れたような表情も見せる。もしや、と思い、獣医からは「飲水量がまた増えてきたので、薬を解く水の量は25ccから50ccに増…

高くしないと

五時四十五分起床。雨。終日頭痛。 ぷちぷち、食欲が落ちている。腹水もわずかに増えているような感覚。だが元気ではある。どうやら、お腹が張ってしまってゴハンを食べるうつむき姿勢を取りにくくなっている模様。ゴハンを入れる器の位置を、写真のように高…

上田岳弘「異郷の友人」

前世の記憶だけでなく、同時に今を生きる他人の記憶まで混在してしまう主人公。この、他人の存在と自分の存在がどうやら複雑に入り組みはじめ…。 こんな、おかしな記憶をもっていることに疑念を抱いているときは「僕」、他の記憶を受け入れ、仔細に語ってい…

回復

五時四十五分起床。昨夜の猛烈な下痢のせいか、熟睡できた感覚はない。下半身は今ひとつ力が入らないような気がするが、起き上がれるし、立ち上がれるし、歩けるし、小走りもつま先立ちもできるのだから、気のせいでしかないのだろう。 麦次郎、今朝は比較的…

今日の事件簿

うるさいよ外まで聞こえるよ事件 歩いていたら汗ばむわあ事件 登記簿謄本の申請が電子化されてた事件/待たされなかったよ事件 これ使えるじゃん事件 マンダラート復活事件(サポート担当の方、ありがとうございました) おそらくはここ10年で最も激しいGary…

眠いので簡潔に

六時起床。雨。動物たちはいつもと変わらない。朝から仕事。 夕方、なんとか仕事が片付いたのでカミサンの個展会場「ギャルリ・カプリス」へ。オーナーのMさんに挨拶。最終日の閉場間際だったから、お客さんはほとんどいなかった。撤収を手伝い、カミサンと…

上田岳弘「異郷の友人」

「新潮」2015年12月号掲載。胎内や前世の記憶を持っていたものの、平凡な人生を送るためにすべて封印することにした、一人称が「吾輩」の男…。 三島賞作家。一時期、三島賞受賞作品は全部チェックして読むようにしていたのだけれど、いつからかなあ、読まな…

トリは無粋なことはしない

六時起床。やはり麦次郎に起こされてしまう。ゴハンをくれとうるさいので焼きカツオを与えたが、見事に全部残された。ぷちぷちは問題なし。ゴハンを残すなんて無粋なことはしない。 新聞を取りにエントランスまで行くと、静かに雨が降りはじめた。乾いたアス…

今日の事件簿

急遽予定変更事件 でも結局は予定通り事件 「そーせーじ」のパン事件 GTG事件 いつも通り事件 6.9/40.17事件 急すぎて困った事件 tabelog.com

週刊モーニング

「会長 島耕作」ま、まさかの「釣りバカ」コラボ!? 会長 島耕作(5) (モーニング KC) 作者: 弘兼憲史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/23 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 釣りバカ日誌番外編 新入社員 浜崎伝助 2 (ビッグコミックス…

はかなかった

四時、騒ぐ麦次郎にゴハンを与えたらすぐに吐いた。昨夜も吐いている。吐くのは猫の習性、そして麦次郎は普通の猫よりも胃弱気味なのでよく吐く。だから気にすることはないのだろうが、年寄り猫だということを考えると、ついつい気にしてしまう。だが、やは…

今日の事件簿

フキダシまみれ事件 送った事件 office 365 for Business事件 office 2016 for Mac事件 ぷちぷち墜落しなかったよ事件 麦次郎ねぼけ事件 靴事件 コロッケトースト事件 急に打ち合わせ事件 毛事件 小岩井リンゴジュースのボタンを押したはずなのに出てきたの…

福永信「店」

「新潮」2015年12月号掲載。『一一一一一』『星座から見た地球』など、実験的な意欲作の多い作家。実験性だけで考えれば、80年代の高橋源一郎以上じゃないかな。 書くと死ぬ病気になってしまった元ライターの男のもとに、とある編集者から執筆依頼が舞い込む…

情報は五感を侵食する

例によって五時四十五分起床。雨。梅雨寒のような印象だが、延々と降りつづけるうんざりした気配はない。もっとも、それは五感でそう感じているのではなく、秋という季節であるということ、明日からは晴れると予報されていること、という情報によってそう感…

古井由吉「人違い」

「新潮」2015年12月号掲載の連作。空襲での避難中、見ず知らずの少年におにぎりをわけた、見ず知らずの女性。戦後十年近く経ったところで、とあるバーでお互いが人違いをし、相手がおにぎりをあげた少年、おにぎりをくれた女の人、と信じ込んだ……。 戦争中の…

味はほとんど覚えていない

五時四十五分起床。雨を覚悟していたが、降ってないじゃん、と肩すかしを食らったような気分で集積所にゴミを出す。 ぷちぷち、問題なし。麦次郎、ちょっと便秘気味。夜、気張りすぎてゲロが出た。ウンコは何度か小分けにして、カッチカチなのを出していた。…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(最終回)

「群像」2015年12月号掲載。これで、『『吾輩は猫である』殺人事件』からつづくシリーズが無事に完結…となったのだろうか。 壮大なラストに感動。でもね、これって幻魔大戦じゃん。と思ったのはナイショです。 何が書かれているかより、どう書かれているかの…

無言の圧力

六時二十分起床。麦次郎、ドアのそばから無言の圧力。市原悦子か、とツッコミを入れつつ、慌ててゴハンを用意する。珍しく鳴き叫ばなかった。 雨。低気圧で体調を崩すことが多いので少し心配だったが、ドウブツたちは快調の様子。 午前中は掃除。十一時三十…