わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ややアレルギーの日

 五時四十分起床。低気圧が来ているためか、今日も軽度の喘息、そしてアレルギー性鼻炎。午前中はごまかしながら仕事。少しおかしいという程度で、日常生活に支障はない。

 機能の夕飯の鍋の残りでつくった雑炊に鏡開きの餅をいれて昼食。

 午後は近所のケーキ店「ホソコシ」の開店2周年セールへ。

 つづいて文具店「タビー」へ。妻がペン立てを購入。

 戻って仕事のつづき。

 夕方は西荻駅前方面へ。カルディが経営しているというレストラン(バルか?)で、お肉のオードブルをテイクアウト。ピッコロッソのピザとサラダ、そしてこのオードブルで夕食にした。

 食後は念入りにストレッチ。ちょっと疲れが溜まっているような気がする。

 

 読書はこれから。

 

 

 

アレルギーの日

 五時四十分起床。寒い朝

 身支度と朝食を済ませてからWi-Fiルーターの設置場所を変えたくてLANケーブルの配線を変えていたのだが、おおそうじは年末に済ませたというのに埃がすごく、マスクをしていなかったものだから、これが原因で鼻炎と喘息の発作が出てしまった。午後からは長めの距離を走ろうと思っていたが断念。疲れも貯まっているようなので、午後はひたすら眠ることにした。

 こうした体調不良が起こるたびに、新型コロナへの感染をつい考えてしまう。熱はないし鼻炎はコロナにはほとんどでない症状らしいから大丈夫だとは思うが、発熱したらそれなりの対応を考えなければいけないだろう。妻への配慮も必要だ。そして取引先にも。新型コロナはライフスタイルを大きく変えてしまったといわれているが、そこには、他人への配慮の徹底という大前提がある。KYな者が煙たがれた時代が過ぎ、忖度しすぎる者が批判される時代が過ぎ、今度は感染に配慮できない者が否定される時代になった。注意や批判ではなく、否定という感覚が強い。やれやれだ。

 

▼久々に、これをパラパラと読み返した。「治せる」は誇大表現な気がしないでもないが、この本に書かれていることはある程度納得できる。

ぜんそくは自分で治せる (祥伝社黄金文庫)

ぜんそくは自分で治せる (祥伝社黄金文庫)

  • 作者:久徳 重和
  • 発売日: 2013/12/12
  • メディア: 文庫
 

 

 

 

長嶋有「願いのコリブリ」

「群像」2021年2月号掲載。今月号は新春恒例の短篇特集。

 この作品は半分くらい読んだかな。長年愛用していたプジョーの白い自転車を盗まれた女性。盗まれて初めてわかる、モノへの想い。愛着とは少し違う。ほかの記憶や感情が、そこにたくさんぶら下がっている。

 

 

時間の分解

 五時四十分起床。冷え込みはいっそう厳しくなり、東側の窓から見える朝の空の色は鉛色で、冬は今がまさに本番なのだ、と安直に感じてしまう。防寒という二文字が頭から離れなくなりそうになったものの、緊急事態宣言で外出が制約されている今、外での防寒はさほど重要ではないのかもしれないな、と思い直しながら身支度を進めた。

 仕事。案件によってはすでにフル稼働しているものもあるのだが、そうでもない、スロースタートな案件も少なからずある。メールの文頭に新年の挨拶を書き込む機会は徐々に減っているが、なお年賀状は届きつづけている。こちらから出した年賀状はリモートワークでオフィスに行く機会が減っている今、まだ読まれていないものも多いのではないか。さみしいというより、時間の流れ方がバラバラに分解されているような印象。

 某金融系案件の販促物の構成とコピーを黙々と。ペンを握りキーを叩く手はフル稼働しているのだが、年末年始の休みを脳の方が引きずっているようで、きびきびとものを考えることができない。いや、できているのかもしれない。おそらく、休み前の自分を過大評価しているだけなのだろう。お前はもっと効率よく、さっさと手を動かせる。集中力だってもっとあったじゃないか。そんなことをつい思ってしまい、それはおおげさだろう、と一人でやんわり否定し心の中だけで苦笑している。……こうして文章にしてみると、馬鹿みたいだ。

 

▼届いた。

 

群像 2021年 02 月号 [雑誌]

群像 2021年 02 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/01/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

発出の日

 五時三十分起床。アラームより早く目覚めたのは、今日中に緊急事態宣言が発出されることへの関心だか緊張だか、何か特別な感情のようなものが影響しているのだろうか。

 仕事。某クライアントの案件を黙々と進めたが、このクライアントだけで三件が動いているので、腰を据えるというよりは臨機応変、柔軟で身軽な対応という感じ。一方で、今日の感染者数だの緊急事態宣言に関する小出しの情報だのがちょこちょこと届き、どうにも落ち着かない。

 十八時、妻と軽くウォーキングへ。住宅街では人通りが少ないと感じたが、駅前はいつもと変わらない。

 

 読書は小田原のどか「近代を彫刻/超克する」(「群像」2021年1月号掲載)。軍国主義時代に立てられた国威発揚のための彫像は物資不足で取り壊され、戦後はそこに裸婦像などの平和の象徴が立てられるという流れ、あまりにも安直な感じ。軍国主義時代は台座の上、目線よりはるか上に彫像が置かれていたものが、戦後になると目線とおなじになるという。これまたわかりやすい。一方で、彫刻家の仕事の政治との結びつきが他の芸術よりもはるかに強いこともまたよくわかる。小田原さん、今月の「美術手帖」にも寄稿しているようだ。

 

群像 2021年 01 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/12/07
  • メディア: 雑誌
 
群像 2021年 02 月号 [雑誌]

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さよならアーロン。

 五時三十分起床。葵が早速オイルヒーターの上に乗りに来た。お気に入りらしいが、気をつけないと低温ヤケドになってしまう。乗ろうとしたらすぐさま設定温度を下げるようにしないと。

 仕事。日中は某クライアントの会社案内の構成案を仕上げ、十六時ごろから別のクライアントの構成案とビジュアルテーマに着手。といっても、資料を読み込みメモを作る程度しかできなかった。

 十四時過ぎ、中古インテリアショップの担当者が来訪。20年使った古いアーロンチェアを処分した。かなり使用感があるというのに、11,000円で買い取ってくれた。ありがたい。

▼独立して二年目、法人化とほぼ同時に購入。当時限定販売されていたグリーン。妻はブルーをまだ愛用している。さよなら、アーロン。今は二台目が僕のお尻と背中を支えてくれている。

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 十八時、妻と荻窪へ。線路沿いを歩いたが、何度か通り過ぎた中央線の車両、帰宅ラッシュの時間だろうに、比較的空いていた。

 西友に入っているペットショップで、「オリジン」というブランドの葵のゴハンセキセイインコの若鳥がいた。手乗りの訓練中みたい。ちょっと人見知りだけど甘ったれらしい。この性格、ウチのコジコジの小さいころによく似ている。おそらく成長するにつれて調子乗りになるはずだ。タウンセブンで食材を買って帰宅。

 タウンセブンの鶏肉専門店で買ったチキン南蛮で夕食。

 

 読書は小田原のどか「近代を彫刻/超克する」(「群像」2021年1月号掲載)を少しだけ。芸術は政治にさまざまな影響や弾圧を受けながら変質し進化しているが、逆に政治の道具としても利用されたりもする。最近は政治を批判する道具としても使われる。

 

 

群像 2021年 01 月号 [雑誌]

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群像 2021年 02 月号 [雑誌]

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