わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

暗中模索しか道はない

 五時四十分起床。ふくらはぎの調子がまた悪くなっている。週末にランニングを再開しようと思っていたところで、出鼻をくじかれたことになる。ここ数日はやっていなかった家庭用鍼治療器「シンアツシン」とグリッドフォームローラーによる筋膜リリースを再開することに。これで快方に向かえばいいのだが。整形外科の先生が「よくわからん。たぶん筋膜の破れのようなもの。治ることはない。慣れるしかないし、走ることはできる」と言っているのだが、とはいえ、痛みだけは取っておきたい。暗中模索しか道はない。

 日中は仕事。某企業のカレンダーの企画。取引先からの電話やメールは珍しいことにほとんどなかったので、集中して作業できた。

 夕方、喘息の定期検診のためにかかりつけ医へ。まったく問題ナシ。

 夜は軽くウォーキングしてみたが、かすかに痛みを感じる。うーむ…。

 

 読書は藤代泉「姫沙羅」(「群像」2021年 5月号掲載)を少しだけ。

 

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 雑誌
 

 

ボーダー&レス

ボーダー&レス

  • 作者:藤代 泉
  • 発売日: 2009/11/07
  • メディア: 単行本
 

 

 

古すぎて屋根と壁がない

 古いアパートに住んでいる。古すぎて屋根と壁がない。床はある。押し入れもある。屋根はないが天井はある。そんな夢を見た。五時四十分起床。

 仕事。受注している案件数はそれほど多くないのだが、あれこれ同時に一気に動き、おなじ締切日を指定されることが多い。こうなると、日々が、一刻一刻が、めまぐるしくなる。流れに身を任せながら作業を進めて、どうにか間に合わせる意外に手はないのだが、その流れが、流れというよりうねりに近くなっている。流れに乗るのではなく、うねりに揺らされたり、はじかれたり、そんな状況。流れをうねりだと感じてしまう自分のキャパの低さや心構えのほうにこそ問題があることはわかっている。そこを自覚すると、不思議とそのうねりが楽しく感じられる。これもまた、重度のワーカホリックの証か。

 十五時、税理士の事務所へ。決算の打ち合わせ。決算時の残高試算の数字と経営状況の確認、そして税金の納付書の受け取り。我が社も無事に二十一期を終えることができた。

 夕方、クイーンズ伊勢丹へ。マグロ、納豆、コーヒー豆など。

 

 読書は藤代泉「姫沙羅」(「群像」2021年5月号掲載)を少しだけ。この作家のことは何も知らない。植物が好きな農家の娘の話、らしい…。

 

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

ボーダー&レス

ボーダー&レス

  • 作者:藤代 泉
  • 発売日: 2009/11/07
  • メディア: 単行本
 

 

睡眠時間の貧乏性、暴走する杞憂

  わずかに早く目覚めてしまい、五時四十分が来るのをしばらく待った。さっさと起きればいいのにそうせずうだうだとするのはなぜか。自分でもよくわからない。睡眠時間は人よりやや短めだが、それでもつい、睡眠時間の貧乏性というか、この時間までは眠ると決めたのだから眠っていないのはもったいない、という妙な意識が働いているような気がするが、そんな損得勘定のような発想をこんな早朝に果たしてするだろうか。と書いてみて、いや、するよ、と自分で自分にツッコミをいれた。

 仕事。例年なら四月の第一週は一息つけるタイミングなのだが、今年はありがたいことにひたすら働いている。手を動かせば動かすほど逆にやることが増えていく。受注が増えてくれるのはありがたいが、そうではないことも多い。自ら手数を増やすことで安穏を得ようとしている。手数を増やすとは、慎重に動くということだ。慎重になればトラブルは未然に防げるかもしれない。だが、トラブルに対して想像力が働きすぎるのが、自分事ながら面倒だし、呆れる。杞憂への連想が暴走していく。そうなると、手数は増える一方だ。

 夕方、妻とウォーキングがてらOKマートへ。あれこれ買い込む。

 

 読書は今日も古井由吉楽天の日々』。短いエッセイばかりの作品集だから、感想の書きようがないな…。

 

 

楽天の日々

楽天の日々

 

 

今日の事件簿

  • 首はかなりいい感じ事件
  • 細かくシールを貼っていくような事件
  • ちょっと内容が合わなかった事件
  • 保険の電話事件
  • 保険のパンフ事件
  • 小走りしても問題なし事件
  • ささくれむけた事件
  • エナージェルの赤で殴り書き事件
  • ポテサラおかわり事件
  • 葵が日中ほとんど食べず事件(でも夜に一気食いした)

 

 

 

 

 

健康番組の締めの言葉のような

 今朝も変わらず五時四十分起床。寝違えた首の痛みはかなり和らいでいるが、それでも朝のカラダのこわばりは治りかけたところを強制的にぶり返させてしまう。起き上がるや否や、首を庇うことになる。だが血が巡りはじめているのか、身支度を進めるといつの間にか痛みは消えている。顔を洗う時に、う、と苦悶の声が漏れ出すこともない。とはいえ、相変わらず可動域は狭い。こまめにストレッチをしよう、とNHKの健康番組の締めの言葉のようなスローガンを自分に投げかける。

 予報ではまた雨だという。週末の降雨というのがもう何週間もつづいているそうだ。こちらは首だけでなく右のふくらはぎも痛めているから、この雨はランニングをお休みしてケガの治療に専念するにはもってこい、むしろ幸運と思っている。とはいえ、走れないのはつらい。精神的なつらさだけではない。動かないことによる弊害がちらほらと出はじめている。その最たるものが首のこわばり、肩甲骨のこわばり、肩凝り、といった症状なのだろう。八時から一時間だけ仕事を進めたが、九時からは、雨が降る前に、とウォーキングに出かけた。ほぼ小走り、というペースで5km。軽く汗ばむ。腕振りを意識していたが、はたから見たら気持ち悪く映ったかもしれない。敬愛する古井由吉は午前中に長めの散歩をするのが日課だったという。高齢になる前は走っていたそうだ。ちょっと意外。自分も古井さんになったつもりで…とは、かなりおこがましい。

 帰宅後、掃除。いい加減な朝食でいそいそと歩いたからだろうか、エネルギー切れになったようで、倦怠感に襲われた。しばらく仕事せずに休む。そして昼食後、再開。ようやくだるさが取れ、脳味噌のエンジンもかかってきた。

 十七時三十分、営業終了。コーヒーとすあまで休憩。その後はダラダラと読書したり、首の対策でYouTubeを使ってヨガをしたり。

 夕食は納豆オムレツを食べた。

 

 読書は今日も古井由吉楽天の日々』。自作の解説の章を読み切った。そうか、ぼくの好きな『野川』は最後の長篇だったのか。それから、「群像」2021年4月号掲載のエッセイなど。

 

 

楽天の日々

楽天の日々

  • 作者:古井 由吉
  • 発売日: 2017/07/11
  • メディア: 単行本
 

 

 

群像 2021年 04 月号 [雑誌]

群像 2021年 04 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/03/05
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

歩く

 五時四十分起床。曇天。寝違えた首、今日のほうがさらに痛む。こんな時に聞くというツボをグリグリしたり、「シンアツシン」という家庭用鍼治療器を使ったり、あれこれしていたら多少痛みが和らいだ。

 午前中は掃除。

 午後は妻と長めのウォーキングへ。荻窪八幡、井草八幡、善福寺池、と約8kmを歩いた。散る桜、そして新緑。長めに歩くと、不思議なことに寝違えがどんどん楽になる。そしてここ一カ月くらい苦しんでいた右のふくらはぎがほぼ完治できていることに気づいた。来週から走ろう。

f:id:catkicker001:20210403233455j:plain

f:id:catkicker001:20210403233458j:plain

f:id:catkicker001:20210403233501j:plain

f:id:catkicker001:20210403233504j:plain

f:id:catkicker001:20210403233508j:plain

f:id:catkicker001:20210403141154j:plain

f:id:catkicker001:20210403145548j:plain

 

 帰りがけに、西荻のフルーツサンド専門店でフルーツサンド。いよかん、そしてリンゴとカスタード。リンゴとカスタードは絶品だった。いよかんは旬の味がゴロリン、という感じ。

 

f:id:catkicker001:20210403155120j:plain

f:id:catkicker001:20210403155114j:plain

f:id:catkicker001:20210403161050j:plain