2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧
六時五十分起床。秋晴れの涼しげな朝。白いサインペンで真横にぎゅっと短く線を引いたようなかたちの雲がマヌケに浮かんでいる。ジョギング。 午前中は銀行と郵便局めぐり。ちょっとだけ図書館に寄り、CDを借りる。Modern Jazz Quartet「Django」、Charlie P…
最後まで炭焼き職人の吉田のモノローグだった。うーん、この作品、よくわかんなかったです。
夜中、何度か雨で目覚めた。花子も雨が気になるのか、部屋をうろうろとしている。寝ぼけ眼で外に出てみる。強くアスファルトを打つ音が闇の中に響く。雨音に雨音が折り重なってゆく。途切れ目はない。 七時三十分起床。朝から仕事。ここのところ軽い頭痛や坐…
『銀色の翼』より。作家である主人公の「わたし」は、ある編集者の紹介で、秩父の山奥で炭焼きをする男に会いに行く。男は主人公の大学生時代の知りあいであったが、主人公はそれをまるで覚えていない。男は炭焼きの釜のそばで、自分の半生を語りはじめる。 …
七時三十分起床。どうせ雨、走れないのなら寝坊しておこうと決めてから夕べは床についた。ところがそれが裏目に出てしまう。普段はフツーの人に比べると異様なくらい勘がいいというのに、今朝ばかりは読みの甘さに腹立たしくなる。しかし、ここ数日根を詰め…
駅を出て右側、歩いて1分程度の場所。1回はテイクアウトのパンとケーキ。二階は喫茶室になっている。ケーキの材料と二階の飲み物の材料はすべてオーガニック。でも、そんなにオーガニックを強調していない。おいしいものを食べさせようとしたら、オーガニッ…
七時三十分起床。雨は降っていない。しめた、とばかりにジョギングへ。アタマが寝癖でアニメの主人公みたいな形になっていたが、かまわず走った。2km。 九時、カミサンがぷちぷちの入院している病院へ電話。十七時三十分、面会の予約が取れた。病院は豪徳寺…
昨日到着した。インストールして使っている。絶賛するほどいいわけじゃない。<egword:ワープロソフト> エディタモードがなくなってしまったが、さほど不自由は感じない。重さをほとんど感じないからだ。 行数表示がなくなってしまったのがさみしい。行数…
七時起床。昨夜は日付が変わるころまで根を詰めてしまったせいか、まぶたも身体もアタマも重い。が、ようやく雨もあがった。もったいないのでジョギングする。2km。 朝から黙々と某証券会社パンフのコピー。今日の午後は別件のプレゼンの予定だったが、急遽…
ぷちぷち、快方に向かっているらしい。夕方、入院中の病院に確認したところ、強制給餌ではあるがゴハンを食べはじめ、ウンコも下痢状からちゃんとかたちのあるいいウンコに変わってきているそうだ。ひとまず安心。 七時起床。午前中は台風を思わせる空模様。…
日本語変換ソフトはもう十年以上「EGBRIDGE」を使っているのだが、ワープロソフトである「EGWORD」はほとんど使っていなかった。が、ここ数日はコピーも日記もこれで書いている。エディタモードで高速入力ができること、任意の文字を選択してから左側の辞典…
脳腫瘍の手術の後遺症で一生頭痛と付き合わなければならなくなった男と、偏頭痛に悩まされている年上の女の結婚生活の物語。全体を通して、その世界は、登場人物たちがどんなに喜びを感じようと、陰鬱である。しかし、ラストにだけ光が差し込める。 妻の援助…
ぷちぷち、今朝も様子は思わしくない。声をかけてもじっと目を閉じたまま、無反応である。時折こちらを気にするが、いつものようにギョギョギョと鳴いたり寄ってくることもない。朝一番で豪徳寺にある小鳥専門の病院に連絡を取り、カミサンが雨の中保温に気…
慢性頭痛の会で知りあった年上の女性と結婚する主人公。苦しみを通じて理解しあったふたりは、苦しみ以外の部分でも理解しあえるのだろうか。
セキセイインコのぷちぷちの様子がおかしい。ひとの前では元気でウキョウキョと大騒ぎしているのだが、ひとたび離れると大人しくなる。カミサンが、吐き戻しているのを見たという。ゴハンを食べない。便は下痢状だ。かかりつけの「中野バードクリニック」へ…
頭痛と鬱病に苦しむあいだ、視線は自分自身へ向かう。ひとまず落ち着けば、社会復帰を考えはじめ、外部の人間へと意識が向かう。
夜中。グゴワシャ、というわけのわからん音で目覚めた。目覚めたというより、飛び起きた。音は大きい。外から聞こえる。続いてガガギシャワ、というさらに大きな音がつづいた。ワワワワ、と余韻のような音が長く伸びた。雷だ。そう思った瞬間に、花子の顔が…
美味しいのに、店のロケーションと雰囲気でかなり損しているとつくづく思う。おすすめは、スクランブルエッグを加えたエビチリ。 今日は冷やしラーメン、ごまだれつけめん。
同タイトルの作品集(といっても収録は二作だけだけど)より。脳腫瘍の手術後、後遺症の頭痛と鬱病に悩まされながら生きる青年のモノローグ。なんだけど、異様なまでに自己を客観視している。淡々とした文体。
六時二十五分起床。花子が一緒に寝る、だから起きるな、とぶんぶんシッポを振りながらせがむが、走りたいから起きた。 2kmほど走る。今日も身体は重い。 朝から仕事。某証券会社のパンフレット。構成を完璧に考えてから書きはじめたのだが、それでも筆が進む…
津軽三味線の名人・高橋竹山の弟子と江戸文字書家、落語家の三人会的な内容。 第一部 -津軽三味線独奏 高橋竹童…まだ乗っていなかったのか、たいした演奏ではなかった。この時点ではけっこうガッカリしていたりして。 -字漫噺し 立川文志…立川流の江戸文字書…
七時、目が覚めるが花子が体をぴったりとぼくに寄せゴロゴロと喉を鳴らしながら恍惚の表情でこちらを見つめるので起きることができない。よしよし、と甘やかしていたらいつのまにか二度寝してしまった。八時起床。 ジョギング。5kmくらい走る。ちょっと身体…
現代のオイディプス神話。ひとりの少年が喜怒哀楽を取り戻すまでの物語。絶対的な宿命と意志による変更が可能な運命との交差点を描いた物語。ひとりの少年が大人になる決心をする物語。死の意味についての物語。魂の開放とは何かについて考えた物語。と、い…
七時起床。朝は走るつもりで夕べは床についたが、目覚ましをセットし忘れていた。走る時間がなくなってしまった。あちゃー、と思っていたら、霧雨が降っているではないか。これでは走れない、ということにしておく。 午前中は某証券会社パンフレット。 午後…
田村カフカ少年、小屋へ戻る。
六時二十分起床。五分ほど茫漠とする。身支度を済ませ、ジョギングへ。この、朝の涼やかな風が一日中吹いていればと思う。書斎に入り込んでくれれば文句ナイのだが。 朝一番で、某IT企業PR誌と事務処理。十一時、銀座の某プロダクションで打ち合わせ。食事を…
大澤が、自由という概念は中心の部分が欠落したまま歴史とともに広がってしまっているのではないか、というようなことを語っている。必然性と自由は背反するが、かといって必然の反対語である偶然もまた、自由とは背反する。偶然から自由は生まれないからだ…
田村少年、入り口の向こう側で十五歳の佐伯さんらしき少女による手づくりシチューを食べる。ナカタさん、死につづける。ホシノさん、石と語る。
六時二十分、雨音で目が覚める。水が大きな塊になって、絶え間なく天から落ちつづける様子が目に浮かぶ。それくらい視覚的な音だった。ジョギングするつもりだったが断念する。 午前中は某サイトのネーミング。ダメ出しが出たので再考した。 野村萬斎、万作…
ナカタさん、死す。