わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ONEOR8・三鷹市文化芸術センター PRESENTS「ゴールデンアワー」

作・演出:田村孝裕、出演:ほっしゃん。、恩田隆一、西山繭子ほか。公式ブログ 中華料理店の二階で繰り広げられる、ちょっと切ない人間模様。当人たちにとってはその後の生き方すら変えかねない大きな問題ばかりが起こるのだけれど、そのどれもが客観的に見…

日だまりに身体を寄せる

六時三十分起床。 八時、ランニングへ。例によって善福寺川沿いを6km程度。今日も冷え込みは厳しい。風のせいで体感温度はかなり低い。日向の、風の止まった瞬間は暖かなのだが、それがなかなか持続しない。オナガガモ、カルガモ、コサギが川岸にできた日だ…

フィリップスPHILIPSのシェーバーでウェット剃り

ウェット剃りとは、石けんやシェービングフォームを使ってヒゲを湿らせてから剃ることで、T字カミソリはウェットが基本。これを水洗いに対応した電気カミソリでやってしまう、というのが、新たな剃り方として注目されているみたい。T字でも電気カミソリのド…

痔を治せ! その後

ヨーグルトを一日最低二回食べる/大便時に力まない/便所に長居しない/薬は毎日服用/風呂で塩を塗ってマッサージ(その後洗い流す)/入浴後は患部に馬油を塗る。これを一週間つづけているが、出血はほとんどなくなってきた。いい感じです。 必要なアイテ…

大江健三郎『水死』

第十三章「マクベス問題」。タイトルの意味は、《木下順二さんが、「こういうことはそういうふうにお考えになってはだめ。お互いが気違いになってしまう。」と訳されている、マクベス夫人の台詞のような、問題》のことだそうだ。 アカリとの関係が少しずつ恢…

忘れられた味/調理停止

六時四十分起床。寒い。窓に付着した結露が滝のようになって派手に流れ落ちている。今年一番の冷え込みではないか、と身を縮めながらテレビの電源を入れ、天気予報を見てみるが、そのようなコメントは一言もない。首を傾げつつ、身支度。 結露拭き、ドウブツ…

断る

六時起床。昨日から頭痛がつづいている。緊張性のものだと思うが、長い。風邪かもしれない。念のために風邪薬を飲んでおいた。 早朝から某アパレルメーカーの企画書をちょっとだけ進め、すぐに外出。某新規案件の打ち合わせに行くが、直感的にメチャクチャな…

今日の事件簿

●やってもた二冊来ちゃった事件 ●時間管理事件 ●ツメヤスリで鼻血事件 ●フィリップスでウェット剃り事件 ●リンゴジュースがあるじゃないか事件 ●ISDNですって言ったら切られた事件 ●大崎から始発で山手線事件 ●風邪なのか他の原因なのか事件

大江健三郎『水死』

第十二章「コギーの伝記と憑坐(よりまし)」。東京から「森の家」を訪れたウナイコの彼氏と古義人の対談。彼氏は古義人の作品の読者対象の狭さや和訳と英訳の両方を併記しての詩の引用による翻訳のしにくさ、それに由来する古義人作品を翻訳化した場合の対…

吐く息の白さ

六時起床。冬の晴れ空がかすみがちに見えるのは、地上で人々が吐く息で白く包まれてしまうからだろうか、と馬鹿なことを考えた。それとも、地球自体の吐息か。そう考えるとスケールは大きいかもしれぬが馬鹿馬鹿しさもまた壮大になるかと言えばそんなことは…

大江健三郎『水死』

第十二章「コギーの伝記と憑坐(よりまし)」。「水死小説」の演劇化を断念した「穴居人」主催の穴井マサオが、古義人に「コギー」について質問を重ねる。そして、新たな演劇プランが動きはじめる…。 地味な展開だが、このあとの展開がまったく読めないので…

オッサンくさい雪

六時起床。帰宅途中はぼた雪だったが、夜中にはやんだようだ。一面の銀世界というおよそ東京らしくない光景を想像しながら窓を開けたが、予想に反して街全体が雪の神々しさに浄化されたような感覚はなかった。うっすらと中途半端に積もっただけで、すでに溶…

ポテチの手

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1002/01/news100.htmlより。仕事しながらこういうのを食べる習慣はないけど、この発想は盲点。おとうさんのパンツを洗濯機に入れるときとかにも使えるね。 ポテチの手 しおタイプ出版社/メーカー: タカラトミ…

ますむら・ひろし『アタゴオルは猫の森』(15)

1月末に発売になっていた模様。7日過ぎに、文芸誌といっしょに買おうかな。 猫が擬人化されている漫画ってあまり好きではないのだが(大島弓子みたいな手法もダメ)、ますむらさんの「アタゴオル」シリーズだけは別。徹底した、完成度の高い舞台装置としての…

大江健三郎『水死』

第十一章「父は『金枝篇』に何を読み取ろうとしていたか?」。章のタイトルになっているこの命題について取り組むうちに、父の文学的感性、そして自身の作家としての空想力へと話題は広がる。水死 (100周年書き下ろし)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 講談…

比喩の本質

六時起床。花子が腹の上に乗っていたが、おろした。振り落とした、と書いたほうがよりリアルかもしれない。 早々に身支度を済ませ、新聞を取りに行くついでに外に出て善福寺川の揺らめく川面を黄金色に輝かせている朝日を見てありがたやー、などと思いながら…