わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

片岡義男

喜んでるかな

四時、寝汗で目が覚める。顔を洗ったらスッキリしたが、少しだけ眠れなくなった。だが気がつけば五時四十分、いつもの時間になっていたので、それなりに眠れはしたのだろう。風呂で寝汗を流し、身支度。 台風は西日本を通過したようだ。東京は雨こそ降らない…

片岡義男「あのバーに入ってみた」

「群像」2022年11月号掲載。片岡義男は日本文学界の宝だと本気で思う。 五十代の二人の友人同士の男と、四十代のバーのママの、店を介したささやかな交流。最近の片岡さんの作品は、若い世代にさりげなく自分の小説作法、小説技法を教えようとしている、そん…

さりげなく浸透

五時四十分起床。晴れ。 仕事。三つの案件を、連絡が来るたびに取っ替え引っ替え、という感じで進行。 昼頃、義母から妻宛てに電話。今日退院する予定だった義父、自宅に着いてから病院にとんぼ返りだったそうだ。たちまち症状が再発したらしい。とはいえ、…

右手は敏感に反応する

五時四十分起床。右手首から腕にかけてが痛む。この季節恒例の腱鞘炎だろう。毎年梅雨から夏にかけて急に悪化し、秋になるころには落ち着く、という流れがお決まりなのだが、今年は少し早いようだ。少しでも改善したくてペンの持ち方を見直したり、正しく握…

闇より強い黒

五時四十分起床。晴れたり、曇ったり。空の表情よりも一戸建ての念入りに手入れされたりやや放置気味だったりとさまざまな状況の庭から漂う花々の香りのほうにばかり気を取られる。 日中は仕事。 夜はランニングへ。薄くて柔らかな印象の夜の闇の中に花の香…

アタマが軽くなる

六時起床。晴れ。初夏。ここ数年、おだやかでのんびりゆったりしているはずの春が、猛スピードで駆けぬけていくようになった気がする。桜が咲いているというのに四月の上旬くらいまで重く冬を引きずっていたかと思えば、ある日を境に、一気に初夏が押し寄せ…

歪みとすき間と

五時四十五分起床。平成の終わりと令和の始めの長い休みがようやく終わり、ニュースではその長さゆえに生じたさまざまな歪みやらすき間やらをしきりに報じている。社会や市場の構造、機能といった面だけでなく、個人の心にも歪みやすき間は生まれたようで、…

祝賀の空白

五時四十五分起床。令和最初の日となる。ニュースから昨夜の大騒ぎの様子が次々と聞こえてくるが、新年のような、あるいはハロウィンのような、さらにはサッカーワールドカップで日本チームが勝利したときのような馬鹿騒ぎとはおよそ無縁だったようで、警察…