わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

言葉

詐欺師と「うたげ」

六時起床。初夏らしい朝日のまぶしさ、と思えば次の瞬間には雲に日の光が遮られ、東向きのリビングはたちまち薄暗くなり、夜用のカバーをはずして起こしたばかりのインコのコッちゃんも一瞬ゴキゲンにつづけていた囀りをやめてしまう。だが光が戻れば、いや…

円城塔「わたしたちのてばなしたもの」

「群像」2019年2月号掲載。短篇特集「文学にできることをⅡ」の一篇。 おそらく設定されている時間は遠い未来。といってもSFではなく、言葉からあらゆる無駄が淘汰された時代に生きる語り手が、過去の言葉、つまり現代を生きる我々が使っている言葉で、言葉の…

気ぜわしき断絶

五時四十五分起床。寒い。デロンギのオイルヒーターでは部屋が暖まらない気がしてタイマー機能を使って五時頃からエアコンがオンになるようにしたのだが、このわずか三、四十分の間にノドが痛くなった。ノドの内側がドーナツ状に水分を奪われたような感覚。…

命に想いを馳せる日、みたいな

六時二十分起床。朝から葵と少し遊ぶ。 連休の中日、彼岸。秋分の日はたしか、亡くなった命に想いを馳せる日、みたいな定義があったような。 掃除、アイロン。だらだらと家事をこなし、少し本を読み、夜は走る。結局、いつもとたいして変わらない一日。ラン…

顔料袋

六時二十分起床。微かに降ったかと思えばいつの間にかやみ、いつ降るのか、強くなるのか、それともやむのか、と妙に気がかりになる、そんな色の空。 午前中は掃除に精を出す。 午後は妻と三鷹へ。三鷹市美術ギャラリーで「横山操展」を観る。パステルで描い…