わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

わからない睡眠

いつもなら三時から四時三十分の間に花子に起こされ、寝ぼけたまま猫ゴハンの用意をするのが日課なのだが、五時を過ぎるまで目が覚めず。花子が起こさなかったのか、それとも僕が深く深く眠り過ぎていたのか。睡眠とは、遮断による癒しだ。だがもし花子がし…

【気になる】加門七海のあの世系新作

あの世は、この世のあちこちにある。 霊能動物館 作者: 加門七海 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/11/05 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 加門七海の作品はこちら。2冊くらいしか読んだことないけど。『うわさの神仏』と…

今日の「友猫100ニャンできるかな」

RYOMA GOLFの超攻撃的挑発的破壊的広告

このブランド、ゴルフをやらないせいかほとんど知らなかったのだが、とにかくスゴイ。ゴルフ=さわやか+緑色+紳士、というイメージを完全に覆して、黒というカラーと攻撃的なコピー、そしてビートたけしという人選で、ブランドを尖らせることに見事に成功…

金井美恵子『お勝手太平記』

失礼な表現も容赦なく、というより無自覚で使う、手紙魔のアキコさん。後から気付き、それをネタにまた手紙を書く。めんどくせえ人だ。 お勝手太平記 作者: 金井美恵子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/09/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ…

猫は加減を知らない

昨夜、就寝したのは日付が変わって一時半過ぎ。日をまたいで仕事をしたのは久しぶりのことだったので、とっとと寝てしまおうと思ったものの、布団に入ってしばらくの間は脳が興奮していたのか眠れず、困った、と思っていたらぼくの様子を変に思ったのか、花…

極私的「マンダラート」入門(1)

■形を変え続ける、シンプルで優れた(はずの)発想法 System 7/HyperCard時代の古いMacユーザーにはおなじみだったがマイナーな存在だったものの、加藤昌治氏の名著『考具』で紹介されたことで一気に知名度が広がったアイデア発想法「マンダラート」。何を…

今日の事件簿

-延々と、ただ延々と事件-このパンは意外に軽い事件-レンコンステーキは病みつきになる事件-アップルパイを半分事件-バッテリーが見る見るうちに事件-赤瀬川原平ムックはまだ開けていない事件 赤瀬川原平: 現代赤瀬川考 (文藝別冊/KAWADE夢ムック) 作者: 河…

三浦雅士『身体の零度 何が近代を成立させたか』

民俗的・土着的な舞踊から、社会・経済・国家を起動させる近代化のエンジンとしての体育・体操への移行を説明した「体育」の章の次が最終章になるのだが、タイトルはなんと、「舞踊」。体育からの後退ではないか、と一瞬思ったが、民俗的で拡大・進化する可…

金井美恵子『お勝手太平記』

新聞の投稿欄に反応し、手紙で大騒ぎするそこそこ上品なはずのオバサンたち。初出時の連載誌だった「文藝春秋」の悪口を書いているところには驚いた。向かうところ敵なしだよな、金井さん。 お勝手太平記 作者: 金井美恵子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日…

松屋そこそこ豪遊記

六時十五分起床。目覚めが遅い。行動が遅い。昨日の14.5kmが響いているのか。ふくらはぎが軽く痛む。カクカクとした、ロボットダンスのような足取りになっているのが自分でもわかる。もっとも、こんな状態は長くつづかない。トイレから戻ったあたりから、体…

松屋銀座「真穴みかん写真展」

松屋銀座の6階、だったかな? に、アート系・デザイン系の雑貨を販売しているコーナーがあるのだが、そのスペースの一角で行われていた小さな写真展。規模は小さいが、そのクオリティと心意気は高い。写真・広川泰士、企画・佐藤卓。みかんの写真はユニーク…

「宣伝会議」2014年12月号 特集「ネイティブアドの効果と可能性」

「宣伝会議」2014年12月号、巻頭特集は「ネイティブアド」。聞きなれない言葉だが、自分の言葉でまとめてみると 「(たとえばGizmodoみたいな)情報発信型のWebサイトにおいて、通常のコンテンツと自然に(native)なじんでいるんだけど、実は広告だという、…

肉の広告、ではないんだよね

肉料理のレシピ本の広告。さすがdancyu。凡百の料理写真よりも感覚に訴えかけてくる。というか、力強い文字によって、想像力が刺激されるのだ。 いや…それだけなんですけどね。

なんと「Tarzan」

週末ランナーなのでランニング特集の号だけは買っているのだが、コレはリアルタイムで買うのを忘れていた。昨日の河北病院健診センターの待合室ではじめて出ていたことを知って購入。 そして生活習慣病特集。これも河北の待合室で発見した。時々健食関連の案…

金井美恵子『お勝手太平記』

友だちにクソ長い手紙を出すのが大好きなアキコさん、どうやら友だちからの手紙を受け取ることも多いようだ。新聞に載ってしまった、大げさに言えば男尊女卑礼賛の兆しが見える、世間知らずもはなはだしかった友人の投書をボロクソに言おうとしつつも、相手…

そしてカワウは今日も羽根を乾かす

六時起床。また例によって複雑かつ珍妙な夢を見たのだが、もうすっかり思い出せずにいる。漠然とした不条理さや不可解さだけが心の中と記憶との両方に、剥がしたシールの後みたいにこびりついているのだが、この喩えを引きつづき使うなら、そのシール本体の…

金井美恵子『お勝手太平記』

大岡昇平「萌野」に見るキラキラネーム問題、そして痴呆の始まった親の老老介護という問題。シニカルの極み。すべてをしゃれっ気のある遊び心で上品にちゃかし、そしてさりげなく批判している。イヤなババァだ(笑)。 お勝手太平記 作者: 金井美恵子 出版社…

三村で始まり「出ない」で終わる。

年内いっぱいで閉店することになった、個性的な品揃えで有名だった信愛書店に行ってみると、アロハにワイドシルエットのビンテージジーンズといういでたちの、人のよさそうな顔のおっさんが入ってきた。さまぁ〜ずの三村だ。「モヤモヤさまぁ〜ず2」のロケか…