わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

山茶花の頃

ピンゾロの日。 八時三十分起床。花子、明け方にウンコしたらしい。四時三十分に起きてゴハンを与えたときはなかったから、この四時間のあいだにゴハンがウンコを押しだしたのだろう。 弱々しい雨が、向かいの一戸建ての垣根から飛びだして咲き乱れる山茶花…

21世紀のズンドコ節

California guitar trio & Tony Levin。某m○xiで話題になっていたのでチェックしたら…ホントにズンドコ節でした。 こっちは「Prelude Circulation」という別の曲。もっとマシな映像です。

伊藤比呂美『ラニーニャ』

「ハウス・プラント」 。ビザ/国境の問題から、言葉/母国語と外国語の問題へ。その中心にあるのは、つねに「あたし」。

サントリー美術館「鳥獣戯画がやってきた! 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」

http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/07vol04chouju/index.html 「鳥獣戯画」が甲乙丙丁の四つからなること自体、今日はじめて知ったのだけれど、それが一同に会するのはめったにないことなのではないか。どうして四分冊になったのか、だとか、甲の巻の…

事実はやすやすと希望を裏切る

八時起床。閉めきった窓から聞こえる雨音に、布団の中でたじろいだ。窓を開け、雨が篠つくさまを見てもう一度たじろいだ。予報で今日が雨だとは知っていたが、たいしたことはないだろうと、高を括っていた。だが事実とは案外ニンゲンに対し冷酷なもので、予…

伊藤比呂美『ラニーニャ』

「ハウス・プラント」 。 カリフォルニアという土地、クルマ、庭、家、家族…と、それぞれに対する問題というかグチというか負の要素をぶちまながら、話は移民/ビザの問題へ。

つくってほしいゲームソフト(ヘンってわけじゃないけどね)

「寛平無双」。 「戦国無双」「ガンダム無双」のように、間寛平が戦場を駆け抜ける。ギャグをかますと、何十人、何百人もの敵がどっひゃーと笑い、転げ回る。 別バージョンで「アホの坂田無双」「FUJIWARA原西無双」ってのもおもしろそう。 これが出たら、Wi…

Yohji Yamamoto Pour Homme の白いシャツ

襟が変なデザイン。ヤフオクで落札した。たぶん07S/Sシーズンじゃないかな。一度着ただけの状態のものを、8,250円でゲット。いい買い物をした!

失念尿検査

昨夜、床につく直前に「目覚し時計は二個セットしておこう」と思った。が、面倒なのでそのまま寝た。朝になって、二個目の目覚しをセットしておいたほうがよかったことに気づいた。なぜなら、一個目の目覚しをぼくはセットし忘れていたからだ。一時間少々寝…

堀江敏幸『回送電車』

エッセイ集というか、短い散文集というか。帯にはこんなコピーが書いてある。引用。 《居候》の本質 長編さまざま 五十七篇 回送電車が 動き出す 乗客の不在ゆえに 模型よりも軽やかな電車が 移動していくときの、 一瞬の空気の弛緩 これじゃ、文学ファンよ…

Andy Summersp & Robert Frip

ロバフリ好きのぼくとしては要チェックの作品なのだけれど、なぜか聴く気になれなかった。が、先日YouTubeで「I Advance Masked」のだっせープロモビデオを発見し、映像はダサイけれど(それなりにおもしろいけれどね、意味不明の日本カブレなところとか、Su…

伊藤比呂美『ラニーニャ』

小説ということで発表されたが、言語感覚は限りなく散文詩に近い。というより、根っこの部分が近作(で、傑作の)『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』とおなじだと思った。散文詩と小説の境界線って、なんだろう。 「ハウス・プラント」と表題作の二篇が収録されて…

ジャバジャバ夫婦

六時三十分起床。下痢は止まった。痛みもない。念のため「大正漢方胃腸薬」を飲んだ。商品名に「腸」があるから効くと思うが、効用の部分に「下痢」という記載があるかは確認していない。 昨夜、ぼくは下痢で苦しんだが、カミサンはハナミズで苦しんだらしい…

伊藤比呂美『ラニーニャ』

比呂美ねーさんの朔太郎賞受賞記念、というわけではないが。 概要書きたいし引用した箇所もあるけど、腹痛いから明日。ラニーニャ作者: 伊藤比呂美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/09メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (21件) を見る

朝の刺激とやさしさと/霊媒状態

六時四十五分起床。朝、ほんの少しだけテレビの電源を入れる。時間にして二、三分だろうか。天気予報を確認するためだけの目的だったが、やがて朝のニュース番組そのものが楽しみになっていった。コンテンツに感性や好奇心が慣らされたのか、それともこの半…

Chapman Stick in YouTube

King Crimsonのトニー・レヴィンが使用する、ギターからベースまでの音域を1本でまかなえるタッチ・ギター。 なにげなく検索してみたら、いろーんな弾きかたをしているひとの動画がザクザク出てきてびっくり。 この、バッハを演奏している動画はちょっとRobe…

谷川俊太郎『シャガールと木の葉』

詩集を一気読みするのが苦手だ。ゆっくり咀嚼しながらでないと作品を楽しめない馬鹿だからなのだろうが、そういうわけで、買った詩集はいつも時間をかけて、ゆっくりと読んでいる。 谷川の近作は若い頃に比べて内容が明確で具象的なのだが、それでも、やはり…

堀江敏幸『郊外へ』読了

最終章「タンジールからタンジェへ」。日本に戻った語り手は、新しく借りる部屋を探すために訪れた用賀あたりの高速道路のそばに、ふとパリ郊外とおなじ空気を感じとる。その回想に、「言表」を中心に物語世界を構築しているオカールという推理作家の作品が…

Happy Hacking Keyboard 専用パームレスト

別に専用にする必要はないと思うが、メーカーはそう言っている。ブラックウォルナットにヌメ革を貼り、蜜蝋ワックスで仕上げた丁寧な逸品。送料込みで5,505円と、パームレスト/リストレストとしてはアホみたいに高い。質感があり豊かな気分になれるが、使い…

ジム

なぜか起きれず。六時三十分起床の予定が三十分ほどずれ込む。起きざまにテレビを付けると、「めざましテレビ」で待ち合わせに遅れがちな若者の特集をやっていた。 午前中に案件数本をメールで納品し、その後はただひたすらに溜め込んだ伝票やらなにやらの事…

君が代の歌詞の覚え間違い

チケット屋の「ディスクガレージ」から今朝届いたメルマガに載っていた。ふきだしちゃったよ。国歌の意味なんて考えたことないひとなのか、それとも国歌の歌詞はこうあるべきだ、という強い思い込みがこの誤解を生んだのか。引用。 今朝突然思い出した。 今…

堀江敏幸『郊外へ』

「垂直の詩」。本作品で何度か紹介された写真家ドワノーが、フランスの文化事業プロジェクトのために80年代に撮ったパリ郊外の写真集が紹介されている。その作品と比較するために引き出されたリブウ、ザックマン、ラボワという三人の写真家による写真集に寄…

海原雄山/村越弘明

四時。妙な圧迫感に目を覚ますと、花子がラックの上からぼくをじっと見下ろしている。ゴハンがほしいらしい。それじゃ、と昨晩Kaoriさんにいただいたウォルサムの療養食猫缶をあげてみたら、まったく食べようとしない。入院すると病院のメシの味気なさに辟易…

堀江敏幸『郊外へ』

今日はちょっとしか読めなかったよ。1話目で登場した年代物のタイプライターが、ここで再登場。

SoftBankのCM

パンクのゴッドファーザー、イギー・ポップの「Passenger」が使われてるのね。どうせなら、本人も出演させちゃえばいいのに。

西荻窪「とも吉」

寿司と和食全般のお店。店構えは狭苦しそうに見えるが、実は二階席がある。出汁の取り方が天才的なのか、今日注文したきりたんぽ鍋、秋田で食べたものとはまったくベツモノの、より上品な仕上がりになっていた。料理人がふたりいらっしゃるのだが、ひとりが…

黄と赤/アギーッ

九時三十分起床。晴れ。重苦しい曇り空から開放されると、外へ、緑のそばへ。水の流れの流れる場所へと出かけたくなる。というわけで、午後はカミサンと近場の井の頭公園へ。 夏のあいだに濃く力強い緑に色づいた葉を茂らせた木々は、秋の気配に身を沈めなが…

AppleKbWin

こちらはフリーソフト。Windows用キーボードを、Mac用キーボードのように使えるようにするソフト。たとえば、Windowsキーがcommandキーとして使えるようになるので、Windows+spaceで日英入力切替できるようになる。これは常駐決定だな。 http://www.vector.c…

AppleK Pro

Windowsマシンで、Mac用キーボードを使えるようにするソフト。これをHPのノートPCにインストールすることで、コンピュータはMacから覚えてはや十数年のぼくの、Win使用時のストレスを軽減しようという考え。Windowsマシンに愛用の筆記具であるHappy Hacking …

堀江敏幸『郊外へ』

「首のない木馬」。そうか。フランス語のレシピ本は、調理手順が全部命令形で書いてあるのか。そりゃ、腹立つわな。という話。 「坂道の夢想」。ふーん。アラン・ドロンってダーティだったのか。という話。