わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ミモザ三景

七時起床。週末にたっぷり寝たというのに、眠い。いや、むしろ週末にたっぷり眠るくせがついてしまったので、眠い。そう書くべきか。 ちょっと散歩に出ただけで、あとは終日書斎に籠って仕事。 西荻図書館に向かう途中の古い一戸建ての庭からミモザが鮮やか…

げろとわるもの

花子、新しい猫草を与えたら三度ほどゲロした。お気に入りのクッションがゲロで汚れた。 麦次郎、猫草とは関係なしに三度ほどゲロした。HDDレコーダのリモコンがゲロで汚れた。 ぷちぷちはゲロしていない。そのかわり、何度も何度もゴハンを入れる容器をひっ…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

石原吉郎の超難解な現代詩の引用から、「死者」の表現、それは暗喩からしか成り立たないようだが、しかし実際には暗喩など成り立たない場所にまで到達しないと「死者」を「死者」として表現できないのではないか、といったことを少々強引に展開している。そ…

杓子定規な感性からは

夕べは「内P」を観てから二時に寝た。そして、五時に起き、七時に起き、九時にちゃんと起きた。花子ゴハン、鳥ゴハン、自分ゴハン。 冬に逆戻りしたような冷え込みだと予報で聞いていたが、少なくとも午前中だけ降っていた雨には冬の厳しさはない。しかし、…

みんなの好きなもの(ぷちぷちを除く)

花子はBill Evansが好きなようだ。ちょっと大きめの音で聴いていたら、コピー機の上に乗ってじっと目を閉じ、眠っているようだが上体は起こして、耳を澄ましているような表情でじっとしていた。写真は、CDを聴き終わった直後の花子。 一方、麦次郎はトリのモ…

図書館で借りてきた

Milesの「Miles in the Sky」は、電子音楽を取り入れはじめたころの作品。以前友人から借りてとても気に入っていた作品だが、どういうわけかCDショップで見かけたことがない。amazonで注文すればいいのだが、と思っていたところ今日図書館で発見できた。Mile…

2gの失念。

計画的寝坊。ところが、花子にはゴハンを与えたものの、ぷちぷちには忘れてしまった。2gの失念。 九時十五分起床。窓の外は明るいが、結露は多い。土曜日は暖かい一日となるでしょう、と紋切り型の表現で予報していたはずだが、布団の中からでもわずかな肌寒…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

内田樹の「存在論の語法」=レヴィナスによる暴力の定義。引用。 全体のエコノミーのうちにある限り、「私」は、非-私であるすべてのものを名づけ、支配し、整序し、享受し、消費し、廃棄するという他動詞的な能作に耽っている。この私の自己中心的なある方…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

ラカンと「死者」、カミュと「ペスト」、そして二葉亭の、文学(の秘めるチカラ、可能性)に対する「懐疑」。言葉には、真実を真実として描ききることはできない。だから、日本文学が描きつづけてきた「内面」は内面ではない。それは対象として表現される限…

マグロと煮干しと海苔

花子、ウンコが出た。便秘体質のわりに、最近は快便。 麦次郎、夕飯のアジの開きに大いに興味を示した。食にはさほど執着のない猫ではあるが、マグロの刺し身とにぼし、それからなぜか海苔には異常に興奮する。 ぷちぷち、軽い発情状態がつづいている。つづ…

三寒四温

首まですっぽりと布団にくるまっているというのに寒くて目覚めた。窓を見てみる。結露が真冬の朝並みにびっしり。桟に水たまりができている。三寒四温、三日冷え込んだ後は、四日暖かな日々がつづく。そのリズムにここ数日がのっているのかどうかは知らぬが…

落ち着かない

花子、夜になってからずっと大騒ぎ。フニャフニャ鳴いては、あちこちをウロウロ。

春のシャンデリア。

七時起床。午前中は某企業(業種書けない! アダルトではない)パンフ。 午後からは事務処理。 夕方、カイロプラクティックへ。あちこちで木蓮が花盛り。つぼみがシャンデリア用の電球に見える。春のシャンデリア。

散歩のついでに図書館で借りた

まだ聴いてないのばかり。Sonny Clarkは今聴いている。いたって普通のジャズ。「Cool Struttin'」よりタイトでジャズらしい。あれはゆるすぎる。それが魅力なのではあるが。 Pink Floydはずーっと手を出しかねていたプログレ。実は、フツーのプログレってあ…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

『うわさのベーコン』論はまだまだつづく。源一郎氏の考える「死者の文章」とつなげて考えるのはちょっと無理やりで論理的にも断絶があるような気がするが、この作品自体が論理というものをブチ壊しているのだから仕方ない。

泣きたい気持ち。

四時、花子が狂ったように暴れ出す。なだめる。 四時三十分、花子のゴハンちょーだい攻撃に根をあげ、ゴハンを与える。 以降、うとうととするたびに、まるで寝ちゃダメとしかられるような感じで、何度も何度も繰り返し花子に起こされる。目を閉じ、意識が飛…

みんなイイコでした

以下略。

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

「それは、文学ではありません」。ありとあらゆる面で、小説や文学の決まりごとをぶち壊した作品『うわさのベーコン』が紹介される。衝撃。なんじゃこりゃ。作者は自分の意識をボロボロと吐き出すだけで、それを外部に伝える意志がない。

自由時間

七時起床。今日もぬるい朝。 午前中は某IT企業パンフレット。なんとか形になった。 久々にフリーの状態。午後は気晴らしに神社参りなど。帰りがけに少し雨に降られた。 夕方からは、作品の整理。会社案内兼作品集の内容のリニューアルをすることに。どの作品…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

古井由吉『野川』論。古井は、みずからを死に近づく存在と認めた上で、その視点から死を描こうとしている。そんなことを『野川』を読んだときに思ったのだが、それをゲンちゃんは見事に論理的に説明してくれた。古井作品、玄人筋に絶賛されやすいけれど、緻…

ウンコ三態

花子、昼にウンコした。量が少ない。ツヤがない。 麦次郎、夜にウンコした。量が多い。ツヤがある。 ぷちぷち、絶えずウンコしている。量はほどほど。ツヤもほどほど。

リモコンヘッド

これって結局、アタマにメガネをかけて「メガネどこにやったっけ?」という状況になったりしないのかな。 http://blog.scifi.com/tech/archives/2007/02/28/you_wont_lose_a.html

シカの復讐

怒らせたらコワイんです。 http://www.youtube.com/watch?v=WTveVjFprbs

目玉焼きon納豆、(勝手に)名づけてナッタマゴ

日経新聞のコラムで紹介されていたメニュー。納豆の香りに香ばしさが加わる。納豆のうま味に卵の黄身のコクが加わる。納豆好きにはたまらぬ強力なタッグ。 フライパンに少量の油を落として中火で熱する。 四角いパック(丸いカップのやつでもいいけど)に入…

生と再生

太陽を生と喩えるなら月は死を意味する、といった意味の文章だか何だかはすっかり忘れたが、そのような表現を高校生の頃に読んだ。ところがその直後、これはマンガだったのではっきり覚えているが(ところがそれが何という作者による何というタイトルのマン…

Tweaker「The Attraction to All Things Uncertain」

元Nine Inch Nailsのひと。David Sylvianがヴォーカルで参加している。2001年の作品だが、ずっと買いそびれていた。 NINみたいな狂気っぽさはほとんど感じられない。良質なデジタル・ポップに仕上がっている。Attraction to All Things Uncertainアーティス…

根に持つタイプ

花子、どうやら春毛にお着替え中らしい。ブラッシングしたらどんぶり一杯分くらい毛が抜けた。 麦次郎、午前中はしばらくベランダに出ていたのだが、窓を閉めたかったので家のなかに戻したら、いつものことだがひどく抗議された。そして、しばらく抗議しつづ…

高橋源一郎『ニッポンの小説 百年の孤独』

非文学的食わず嫌いはだめだよ、という話でセカチューを肯定しつつも、死の描写の省略をするどく批判。そして論考は谷川俊太郎の「死と詩は似ている」を経て、古井由吉の『野川』へ。

朝から金馬

体重を量ったら1kg増えていた。おそるべし、手巻き。 九時三十分起床。今日も昨日と同じように五時に一度目が覚めた。メーテルみたいに背の高い女性に「漂流する子どもたちについて、あなたは書いた」と言われる、不思議な夢を見た。そのせいか、花子ゴハン…

イイコ

みんな賢くイイコにお留守番してました。義父母のところの桃子も賢かったが、最近はあまりぼくらを歓迎してくれないのでさみしい。 写真は、眠っていたら義父になぜかタオルをかけられた桃子。