わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「週刊モーニング」

「宇宙兄弟」なんなんだ、これは。本当に助かったのか、それとも酸素欠乏の中で見た幻なのか。 「ディアスポリス」最終回。はだかの王様のラスト、あっけなさすぎ。あと2〜3話ほしかった。 「ジパング」最終回間近な雰囲気。ヒロシマ・ナガサキなき世界の戦…

Snow Leopardインストール

Mac

世間じゃWindows 7発売だと大騒ぎしているが、マカーなぼくは状況の落ち着いた今こそチャンス、とSnow Leopardをインストール。一時間以上かかったが作業自体はあっけなく、なーんの苦労もトラブルもなく終了してしまった。インストール後の不具合もない。必…

快感

六時起床。やや曇りがちだが時折姿を見せる陽射しは意外に鋭く、朝のひんやりとした空気を暖めながら切り裂いているように感じられる。深呼吸をする。肺に流れ込むのは、暖かな空気なのか冷たい空気なのか、よくわからなくなる。半分半分かな、と根拠のない…

津村節子「声」

「群像」11月号掲載。大御所の短篇。おそらくはご本人がモデルと思われる高齢の女流作家が、これまた本人のご主人である吉村昭(2006年に他界)がモデルと思われる作家の夫を看取ってから数年後、ともに暮らした家を取り壊すために一時的にマンションに引っ…

今日は変な気分

今日も六時起床。花子が枕の横でカラダをエビのように曲げてクースーと寝息を立てていた。腹を撫でてやったら、プキー、と小さく声が漏れた。 秋晴れ。早い時間は雲がわずかに黄色く染まっていた。黄砂の影響だろうか。昨日は季節外れの黄砂が日本を襲った。…

アホな走り方をスロー撮影

ヘンです。本人たちはウケを狙っていると思うが、おもしろいというよりはキモいです。キモすぎて夢に出そうです。夢の中でも、スローでこんなヤツらに追いかけられたら絶対に寝小便します。コイツらに反撃するかもしれない。その、反撃の仕方がアホかつキモ…

タモリ『タモリのTOKYO坂道美学入門』

「東京1週間」で連載されていた坂道案内。「ブラタモリ」を観ていたらほしくなってしまったので購入した次第。さまざまな坂とその周辺の散歩コースが詳細に説明されている。 ちなみにタモさんの考える「よい坂」の条件は、以下の通り。 勾配が急である 湾曲…

若林公徳『デトロイト・メタル・シティ(8)』

しばらくは壮大なドラマばかり繰り広げられていたが、本巻では短篇読み切りギャグの目白押し。商業的にもメタル的にも無駄に最大化していたクラウザーさんの世界が、ようやくここにきて元に戻った感じ。プロレスに参加する話や資本主義のブタが変態的に忠犬…

鍋料理の可能性

六時起床。眠い。 日中は仕事。某倉庫会社パンフレットなど。 陽が落ちてから散歩へ。どういうわけか人気の少ない西荻窪の街を、駆け抜けるように歩いた。時折すれ違う人からは、逃げるような歩き方、と思われたかもしれないし、追いかけるような歩き方、と…

古井由吉「空白の一日」

日経新聞夕刊に連載中のエッセイより。毎日日記を付けている男が、一日付け忘れたことに気づかず、日付が一日ずれたまま日記を綴りつづける…というちょっと間抜けな失敗談が、記憶の本質、あるいは忘却の本質にまで広げられる。さすが古井さん、という広げ方…

藤野千夜「散骨と密葬」

「群像」11月号より。仲のよかった妹の葬儀に参列した七十歳近い、サラリーマン時代はそれなりの地位を得た男・新平が、親戚連中との会話や妹との別れの中で、引き籠もり・ゲイ・オタクと見事に3タイプに分かれた独身四十男の息子たち三人の子育てを後悔しな…

一日2リットルを目安に水を飲むべし

六時起床。午前中は妙にトイレが近く、出しても出しても、際限がない。膀胱が少しずつポンコツになってきたのか。それとも単純に水分の摂りすぎか。たしかに水はよく飲んでいる。本だったかみのもんた的あるいはあるある大事典的テレビ番組だったかは忘れた…

保坂和志「未明の闘争(一)」

「群像」十一月号掲載。保坂さん、七年ぶりの新作小説。最近はずーっと「新潮」で小説論ばかりだったからなあ。 死んだはずの者が目の前に現れる、という夢から物語ははじまる。そして大切にしていたドウブツたちの死のエピソード…。 おそらく主人公であろう…

花子の膀胱炎通院日記

尿検査だけしていただいたが、問題なし。ただし油断するとすぐに再発するのでもう一週間投薬はつづける、とのこと。料金は再診料、尿検査、薬の合計で4800円くらい。 http://grace-ah.com/

きょとんの原因

六時五分起床。夕べは花子に何度も起こされるということはなく、熟睡できたと思う。見た夢の内容をまったく覚えていないというのが、その証拠だろう。 午前中は花子を連れてグラース動物病院へ。ひどい混雑。ここのところ寒暖の差が激しかったり突然雨が降っ…

小沢良吉 特別展 「思い出」(ギャルリカプリス)

80歳を超えてもまだ現役の画家・絵本作家の、猫作品を中心にした個展。老齢だからこそできるダイナミズムに溢れていながらも繊細、力強さと柔らかさの同居した猫たちに、しばし心奪われた。単純化とデフォルメによってリアリズムを失いかけているはずなのに…

小麦粉ベースでカレールーを手作りしようとしたらダマになってしまったときの対処法

多めの水を加え、ミキサーでがんがんブン回す。ドリンクモードで念入りに混ぜると、ダマなんて跡形もなくなってトロリンといい感じになります。

完治するまでは付き合おう

六時三十分にきちんと起きた。が、昨夜は一時に寝てその後二時半、四時半、六時前、と小刻みに起きている。花子が起こすからだ。原因はわかっている。膀胱炎治療のための投薬がストレスになっているのだ。前回は投薬をやめたら夜中に起こされることがなくな…

竹内謙礼『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』

コピーライターが書くセンスや文章力、表現力、構成力などが要求されるコピーではなく、例えば店頭でのセール告知POPだとかネットショップの商品訴求用だとか、そういった種類のものを、即効性高く、そして効率的に作成するための秘訣が書かれている。コピー…

Missing Sync for PalmOS ver 6.0.5

気づかぬうちに、ひっそりとマイナーバージョンアップ。Snow Leopardに正式対応。 最近、わがPalmはもっぱら工人舎のWindowsマシンとばかり同期させていて、メインマシンであるiMacとはまったくつないでいなかった。というのは、スケジュールとアドレスのデ…

変愛小説集II ダン・ローズ/岸本佐知子訳「人類学・その他一〇〇の物語」より

「群像」八月号掲載。ひと言で言えば、変愛ショートショート。理不尽な仕打ち、あるいは状況で彼女に振り回される男たちの、あるいは女たちの外見的・表面的・セックス的な部分しか評価していない男たちの、限りなく喜劇に近い悲劇。馬鹿馬鹿しすぎて呆れて…

ああ、素晴らしきかな滑り芸

六時起床。昨夜は何度も花子に抗議するような鳴き声で起こされ、熟睡できず。うとうとと意識が揺れながら消えかかっていくたびに、にゃーという声で現実世界に引き戻される。薄闇の中でコンタクトレンズの入っていないぼやけた目をぎゅっと凝らしてふっさり…

「週刊モーニング」

「チーズスイートホーム」、ひとまず安心。 「ディアスポリス」、いよいよ最後の闘い。ゲームで言うところのラスボス登場って感じか。これ、ドラマか映画にならないかなあ。危なすぎて無理かな。 「宇宙兄弟」、日々人、酸欠の危機。やっぱり悲劇が待ってい…

行者が修行中に

五時五十五分起床。ゾロメ。曇り空だが、青が透けている。 仕事。ほとんどの案件が手を離れ、あとはデザイナーさんのがんばり次第という段階まで来ている。こうなるとかなり余裕ができる。午前中は不要になった資料の整理と廃棄、営業活動用の資料作成など。…

正確には「昨日のドウブツ」なのですが

西荻窪・らくだ鍼灸治療院の入り口でまったりとくつろぐ、おデブな三毛。

花子、ケージの屋根の上でお手入れ中

ペろりんちょ、としていたところ、声をかけたら手が(口が? 舌が?)止まった。よく見ると大股をおっぴろげている。

猫のつめ研ぎ

こ、これは柳宗理のバタフライスツール? いーえ、ただのつめ研ぎです。 写真の猫のだらりんちょ具合が、ラブリー&ラグジュアリー。つめを研ぐときって、大抵興奮してるんだけどな。興奮しきって、さて一休みってときにも使えて一石二鳥、おまけにまったり…

スカまん

今日の楽天のメルマガから。スカまんって何だよ。スカスカのまん? まんじゅう? スーパーマンとかウルトラマンとかヤッターマンとかのマン? と思ったら「横須賀の肉まん」のことだった。 この写真にやられてしまった。こりゃ卑怯だろ。特に湯気が。 肉まん…

平田俊子「スロープ」読了

コロンバンガラ帰りの主人公は、五月に故郷の隠岐に帰省し墓参りをする…。そしてその後の、今までと大きくは変わらないものの、少しずつ何かが違っていく日常。違っていく、というよりは、不安が少しずつ増えていく。 「わたしは生きていくのが不安です」と…

体質だろうねえ、と言われたが

五時五十五分起床。平坦な曇り空が広がっていたが、六時半、七時、七時半と時間が進むにつれて、少しずつ、陽の光とともに滲むようにしてそこに青みが加わり、やがて羊雲に覆われた秋空となった。抜けるような青空が見たい、と思った。ただひたすら、真上に…