2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今日も五時四十五分起床。昨日ほど冬の厳しさは感じないものの、まだ相変わらず秋だ、といった奇妙な感覚はもう微塵も感じない。 麦次郎、比較的おとなしめ。オシッコは相変わらず失敗がち。 午前中は雑務ばかりで時間が過ぎてしまう。 午後は妻と二人で外出…
氷点下の朝事件(吐く息が真っ白事件) 麦次郎よそんなにお腹が減っているのか事件 かなり忘れているけど徐々に思い出してきた事件 ワッフルいただいた事件 うどんはひがしまる事件 書くより読む時間のほうが長い事件 ワッフルうまかった事件(ありがとうご…
「すこし歩こう」。小説論からメタ小説へ、そして大人の微妙な、始まりそうで始まらない、じれったい恋愛へ。なぜかラストは主人公の女性の全裸と月明かりで終わる。 恋愛は小説か 作者: 片岡義男 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/06 メディア: 単行…
五時四十五分起床。麦次郎、ゲロ一発。オシッコは成功。 今年初めての冬らしい冷え込みに、いよいよ来たかという覚悟めいた感情と、やっとまともに来てくれたという安堵感の両方を感じた。暗く重く低い雲、微かな雨音。静かで冷たい雨。風はない。 仕事。年…
二時、麦次郎がウンコをすべてトイレの外にこぼしてしまった。便秘でないのはありがたいことだが、粗相っぷりの豪快さに笑ってしまった。 五時四十五分起床。成人の日。休日ではあるがいつも通りの時間に起きた。冷たい冬の無彩色の空が広がっているが、雲は…
「すこし歩こう」。俳優デビューすることが決まった脚本家と、小説も書く美人女優の喫茶店での会話。この短篇集は男女の会話が軸になっているのかな、なんて思いながら読みすすめていたら、またまた小説論めいた展開に。やはり小説論小説というテーマがある…
六時三十分起床。猛烈な眠気を目が覚めても引きずっている、ということは眠り足りないということなのだろうが、麦次郎にお腹がすいただのおしっこが出たからトイレを片付けてだのとあれこれ要求されてはおちおち寝ていられず、というよりも、要求を見越して…
●豚汁に餅を入れて雑煮風にしてみたらべらぼうにうまかった事件 ●さっさと掃除を済ませて外出事件 ●今週末は寒波が来て冷え込むという予報はハズレなのか事件 ●お土産買おうと荻窪タウンセブンのこけし屋に行ったらお目当てのクッキーがなかったのではちみつ…
ぼくがかなり影響を受けている(んだけど最近は、アレ、どうしたの?と思うことも多々ある)経営コンサルタント(今年からは「クリエイター」と名乗るらしい)で、セス・ゴーディンの名著『パーミッションマーケティング』の訳者でもある阪本啓一さんが、201…
「午後のコーヒーと会話」。男女の会話も小説創作術もあっという間に終わってしまい、主人公の女性と異母妹との出会いと対話にシフト。もちろん片岡節は全開。それにしても、片岡作品に出てくる登場人物はなぜみんな長袖のポロシャツを着ているのだろう。 恋…
「群像」は、今月号から元三井物産で今ぼくが最も注目している作家のひとりである磯崎憲一郎、そして又吉じゃないほうの芥川賞受賞作家だが最近はテレビで又吉以上に存在感がある羽田圭介が、新連載をスタート。 群像 2016年 02 月号 [雑誌] 出版社/メーカー…
五時四十五分起床。晴れ。麦次郎、ここ数日、夜明け前は大人しい。寒くて動きたくないのか、騒ぐことの無益さを理解できたのか。ま、前者だろうなあ。 仕事は断片的な進行。どれもが手を離れてしまっているので、問合せや修正の対応が中心。動く動くと予告ば…
90年代に発表された鷲田さんのファッション論だが、「身体」という視点から書いているところがおもしろい。ヒマをみて、ちまちまと読み進めている。 身体性とオタクの関連性について言及している箇所が興味深かった。自分とは「他者の他者」、すなわち他人か…
「午後のコーヒーと会話」。これも表題作のように男女の会話が中心。しかも小説創作術に踏み込んだような内容。やはり、創作論を小説というスタイルで公開したかったのだろうか? 恋愛は小説か 作者: 片岡義男 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2012/06 メ…
五時四十五分起床。今日は仕事がぽっかり空いている(正確には昨日の午後から空いている)。年末年始、映画を観たり映画評論を読んだりという程度ではあったが四日ほど仕事しているので、その代休、というわけでもないのだが、思い切って休養。といっても仕…
早朝クロサワ事件 すれちがい事件 またパン事件 あれ、そんなに福耳でしたっけ?事件 底が見えて泥だらけ事件 コップとフォークとナイフとスプーンとそばちょこ事件 結局濃いメシ事件 お腹がゲイリー・クーパー事件 ゲーリー・クーパー 大全集 DVD10枚組 武…
表題作。女性編集者と男性翻訳者の会話が恋愛のはじまりを予感させそうではあるのだが、一方で、こんなはじまりかたイヤだよな、という感じも。という感覚はどうでもよくて、本作は作家・片岡義男の創作論なのではないか、と思えるくらい、小説はいかにして…
二時三十分、突然電話が鳴った。携帯ではない。固定電話のほうだ。反射的に身体を起こしたが、ワンコールで切れてしまった。誰かが携帯の誤操作でもしたか、とさほど気にせず、中途半端に起き上がらせた身体をもてあますような感覚を引きずったまま、横にな…
五時四十五分起床。右手の甲が痛い。昨夜、机の引き出しの取っ手にぶつけてしまったのだが、気にもせずに寝た。それが、朝起きたらモノが握れないくらい痛む。ありゃま。というわけで湿布を貼っておいたら、湿布の成分のせいで喘息発作が起きてしまった。軽…
「群像」2016年1月号掲載。まだ少ししか読めてないけど。 ネットの普及によるコミュニケーションと自己表現形態の変化(というより革命?)が、匿名化や分裂化といったカタチで「私」のあり方を大きく変えているという分析は的を射ているけれど、当たり前と…
五時二十分、麦次郎のゴハンを与えてから二度寝。六時十分起床。にぎやかな夢を観た気がするが、内容はさっぱり思い出せない。五時二十分の起床の前に見ていたのか、それとも六時十分までのまどろみのなかで見ていたのか、それも定かではない。 餅で朝食。麦…
2012年発表の短篇集。 「卵がふたつある」。ある街から引っ越した女性カメラマンと元ご近所さんたちの交流、と書くとものすごく退屈な感じだけれど、淡々とした微妙な描写が妙に心に刺さる。 恋愛は小説か 作者: 片岡義男 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日:…
五時二十分、麦次郎に起こされる。ゴハン、トイレの始末。血尿の気配はまったくないが、まだちょっと不機嫌さを引きずっているような。六時に置きようと思っていたが、二度寝はできず、布団の中でうだうだしつづけてしまった。 今朝、生まれてはじめて知った…
最後の短編「原色図鑑」。メタ小説というか、小説論小説というか……。80年代のニューアカ的な雰囲気から影響を受けまくっている感じ。今の金井さんはもっと肩の力の抜けた小説が多いような。それでも文体は研ぎ澄まされているし、意地悪なユーモアもキラリと…
あけましておめでとうございます。 六時三十分起床。麦次郎、見た目では血尿はとまったようだ。薬が効いたのか、そもそも一時的な症状だったのかはわからない。が、ひとまず安心。しかし油断はできないので、二日の帰省はキャンセルのまま。今日も歩いて二十…