わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の事件簿

税理士とんとんですねえ事件 プレゼン大好評事件 一方で…土壇場ですよ!事件 それじゃ御社のメンツがつぶれますよ事件 池袋の東急ハンズでコレを買った。 ミニサイズ 下敷 システム手帳リフィル 523-702 出版社/メーカー: Knox/ノックス メディア: この商品…

カズオ・イシグロ/土屋雅雄訳『わたしを離さないで』

少しずつ明かされるヘールシャムという施設のシステム。しかし、そこで子どもたちが暮らす理由や目的はまだわからない。 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2008/08/22 メディア: 文…

交互ににおう

四時、尿意で目を覚ます。目だけ開けてホットカーペットにぺたりと腹をつけて寝ていた麦次郎にゴハンを与えてから、トイレへ。長い長い小便。三分くらい出つづけていたのではないか、と思ったが、それはおそらく寝ぼけていたからだろう。 六時三十分起床。身…

今日の事件簿

時の過ぎるのは早い。特に布団の中では事件 麦次郎軽くふんづけ事件(ひどく怒られた) ペットシーツがレッドシグナル事件 石倉三郎ってコメディアン出身じゃなくて大部屋俳優出身だったんだね事件 石橋凌を役者の世界に引き込んだのは松田優作事件 届くタイ…

カズオ・イシグロ/土屋雅雄訳『わたしを離さないで』

生きる意味が根底から揺らぐ。そんな予感に満ちた導入部が、ようやく一段落した感じ。それにしても、忙しくてなかなか読みすすめられないなあ。 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2…

慌ただしいルーティーン

五時四十五分に起きるもそのまま寝てしまったようで、気づいたら六時十分。自宅仕事だ、通勤するわけではないのでたいした寝坊にはならないが、それでも十分、朝のルーティーンは慌ただしく乱れる。加えて、麦次郎がおしっこをこぼし、ウンコが出たと大騒ぎ…

「週刊モーニング」

「グラゼニ」。夏之助のもつラッキーさ、運のよさもまた、プロに不可欠の要素…!? 「4D」。おもしろけど、本当にこわい。 「ギャングース」。犯罪少年たちの3.11。 週刊Dモーニング:最新のモーニングが毎週読める漫画雑誌アプリ Excite Japan Co.,Ltd. ブッ…

慌ただしい一日

五時四十五分起床。ヤケに冷えると思ったら屋根に雪が積もっていた。しかし、すぐに消えた。 麦次郎、豪快におしっこをこぼす。トイレから70cmほど離れたところまでしぶきが飛んでいた。 早々に外出。事務処理のために銀行まわりをし、一度妻と合流して事務…

カズオ・イシグロ/土屋雅雄訳『わたしを離さないで』

周囲を気にかけてばかりいる語り手のキャス、大人になってから何らかの理由で(設定をわかっているからだいたい予想できるけど)ベッドで横になる生活をしているルース、そして幼少時代はいじめの対象になっていた癇癪持ちのトミー。ものすごく精神的に前向…

中心軸は猫

五時四十五分起床。膀胱がパンパンなのは夜中に水をがぶ飲みしているからだ。妙にノドが乾く。 麦次郎、深夜にゲロをし、明け方はおしっこを失敗し、もう一度ゲロをし、大騒ぎもし、外廊下に出せと言い、出したら寒いのでもう帰ると言い、日課になっているマ…

今日の事件簿

足の小指から血が出た事件 眠すぎて夢の内容忘れた事件 麦次郎豪快放尿事件 時間が足りなくなったけど結局足りた事件 パニーニ3種事件とフランスパン事件 一瞬軽いパニック事件でもすぐ離脱事件 プレッツェルポリポリ事件 長ーい原稿事件(物理的に)

カズオ・イシグロ/土屋雅雄訳『わたしを離さないで』

ドラマ放映中。でも話が重すぎて見てる人が少ないみたい。まだ読みはじめたところで、よくわからない。 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2008/08/22 メディア: 文庫 購入: 32人 ク…

にゃんにゃんにゃんの日は命日

花子の命日。にゃんにゃんにゃんの日だから、覚えやすい。もう一年経ったのか。この間に、ぷっちゃんまで失ってしまった。だが花子もぷっちゃんも飼い主の責務はまっとうできたので、悔いはない。ちょっとだけさみしいだけだ。 五時四十五分起床。夢は見たが…

お猫様は偉大だ、いろいろと

釈由美子と自転車屋兼食堂兼ケーキ屋の店番をしている夢を見た。 I am 釈由美子写真集 作者: 西田幸樹 出版社/メーカー: 学研マーケティング 発売日: 2012/08/28 メディア: 大型本 購入: 1人 クリック: 98回 この商品を含むブログ (2件) を見る ゴジラ×メカ…

今日の事件簿

夜中の二時は起こされタイム事件 おしっこを取るかおしっこを取るか事件 タクアン大量到着事件 中掃除ははんぶんこ事件 メゾンカイザーで昼食事件 意外と仕事はトントンと事件 原口さんちょっと疲れているね事件 ヒネリ出したよ事件 ピザほうれん草サラダト…

磯崎憲一郎『鳥獣戯画』(2)

「群像」2016年3月号掲載。 脱サラした小説家は、なりゆきで京都で会うことになってしまった女優の舞台を観た後、彼女と食事へ。その後はその女優の少女時代の記憶が延々と。語り手暴走系小説の予感。ちょっとノリが『未明の闘争』チックなんだよね。 群像 2…

緊急停止の日

五時四十五分起床。さっさと身支度と麦次郎の世話を済ませ、「あさが来た」を見てから掃除も済ませ、外出。暖かい。早足で駅まで向かうと、たちまち汗ばむ。朝だというのに、足が軽くむくんでいる感覚。 新宿で中央線から山手線に乗り換えたが、緊急停止ボタ…

ちょっとショックなので短めです

津島佑子さんが亡くなった。熱心なファンというわけではなかったが、『ヤマネコ・ドーム』は二十一世紀を代表する文学作品だと思っていたし、ここ数年、新作はできる限り読むようにしていた。まだ六十八歳。作家としてはこれからも楽しみだったのに。「群像…

「30年後の世界--作家の想像力」

いしいしんじ「できそこないの王国」。語り手の青年の記憶から突然よみがえった、他界した祖父と観た文楽の思い出。祖父は、生を生き、死を死ぬことにこだわっていた人だった、と語り手は回想する。そしてラスト、祖父の遺骨は、生きることがさまざまなテク…

犬の朝

去年の夏だ。ランニングによるケガに悩まされていた頃、YouTubeでケガ対策の動画を見まくっていた。ランナートというランニング用インソールなどの販売とトレーニング指導を行っている会社の代表自らが説明する動画が非常にわかりやすく、実際この会社が発売…

「30年後の世界--作家の想像力」

いしいしんじ「できそこないの王国」。先に読んだ二作とうってかわって、クルマは自動運転となり、人の記憶はメモリーに保存されてホログラム的に再生したり疑似人格として存在しつづけたりできるような未来が舞台。主人公たちは、まだ自動車がガソリンで動…

ごめんなさい。

五時四十分起床。なぜか妙にトイレが近い。昨日は妙な疲れを感じて早めに寝てしまった。これが関係しているのか。関係しているとしても、頻尿が原因なのか、結果が頻尿なのかはわからない。 麦次郎、今朝は妙にハイテンション。すさまじい食欲とでかい鳴き声…

ドウブツを飼うことの意味

仕事の古いデータを整理してたら、こんな文章が出てきた。十五年以上前に書いたものだと思う。セキセイインコのハチが亡くなったときに、自分の中のモヤモヤを吐き出すために書いたような。その後、Webサイトにアップしようと思っていたのか、本当にアップし…

今日の事件簿

麦次郎今日はうるさいね事件 ありゃま遅れてますか事件 551の豚まん事件 五年ぶりのカップ麵事件(あかん事件) 超弩級どら焼き事件 レゴ事件 めばえ事件 絵本コーナーで物色事件 腕立てしたらそのままダウン事件 夜は寝てばかり事件 蓬莱本館 豚まん 4個入 …

「30年後の世界--作家の想像力」

高村薫「移動販売車」。津島佑子の作品とおなじような世界観。おいやられた高齢者たち、危機的状況にある日本という国、怪しい世界情勢……。どうして暗い未来しか思い描けないのだろう。被災、被曝という状況が未来の新しいステロタイプになってしまっている…

ありがとう

雨。時折強い風で目が覚めた。一度だけ麦次郎に起こされた。六時三十分起床。 すぐに雨はやみ、少しずつ青空が広がりはじめた。高く霞みなく突き抜けていくような冬の青空ではなく、千切れ千切れの雲を抱きつつ霞みながら広がる春の空が広がっている。天気予…

「30年後の世界--作家の想像力」

「群像」2016年3月号の巻頭特集。アンソロジー(大半が短編小説だと思うのだけれど)として、津島佑子、高村薫、古川日出男、津村記久子……といった作家たちが短編を書き、ラストには高橋源一郎・奥泉光・島田雅彦による鼎談が掲載されている。 「半減期を祝…

熊野純彦「美と倫理のはざまで カントの世界像をめぐって(4)」

「群像」2016年2月号掲載。反省的判断力と第三批判の課題、美と自然と目的をつなぐもの。断片的に読みすすめたから全体的な理解が今ひとつできてないんだよなあ。 規則や原理や法則といった規定的なものに対する判断力が普遍的判断力。一方、反省的判断力と…

もうすぐ一年

五時四十五分、抗議するような麦次郎の鳴き声で目を覚ます。表情も抗議の色が濃い。世話をしろ、ということなのだろう。家で人に飼われる夜行性の強い動物にとって、深夜数時間の放置は耐えがたいものがあるのかもしれない。花子も元気だったころは二時間お…

今日の事件簿

麦次郎、尻の穴に猫砂(紙)が詰まった事件 さっぱり見えなくても見えてくる事件 文字数多すぎと思ってもOK事件 アクロボールいいじゃん事件 チキンカツうまうま事件 予定より早いや事件 ここドコだよ事件 でん六豆事件 眠い事件