わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

父の再発

五時四十分起床。曇天。空一面雲に覆われているようなのだが、それでも一瞬、わずかな裂け目から強い日差しが覗く時間がある。その一瞬だけ、夏を感じる。 仕事。朝イチで某Web案件のコピーをメールで納品し、銀行へ。月末の事務処理。ついでに西荻のベーカ…

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(28)

「群像」2020年7月号掲載。 戦死した父の形見の文庫本をゆっくりと、気になるところを手帳に書き写しながら読み進めるのを日課にしている初老の男性・阿見さんは、トラックのバックする時の音を聞いて父と戦争の記憶をよみがえらせる。だが、おそらくそれは…

今日の事件簿

パズルのような仕事事件 繰上当選みたいな受注事件 薬がはみ出した事件 デジタル化するためにアナログで手続き事件 法務局とんぼ返り事件 FAXなくしたい事件(名刺には2年前から記載してませんが) FAXなくせそう事件

エヴァを観る

五時四十分起床。昨日のランニングの疲労が少し残っているようだが、予想していたほどでもないのは、クールダウンがわりにヨガをしておいたからだろうか。ナイキのトレーニングでヨガをやるようになってから、呼吸の効果を再確認している。深く、ゆっくりと…

「群像」2020年7月号まとめて(保坂和志、小田原のどか、樫村晴香)

群像 2020年 07 月号 [雑誌] 発売日: 2020/06/05 メディア: 雑誌 保坂和志「鉄の胡蝶は夢に記憶に歳月に掘るか(23)」。今回は新型コロナにまつわるエピソード、かと思いきや、最後のあたりでいきなり、まったく別の物語がはじまった。これ、次回につづくの…

峰不二子、おもちゃのワンちゃん、クトゥルーちゃん、ポニョ。

今朝も五時四十分起床。曇天、蒸し暑い。 妻、朝から病院へ。ぼくは一人で掃除、そして読書。妻が戻り、パンで昼食を摂ってからも読書。 十五時三十分、ランニングへ。マスク着用で14km。さすがにキツい。何度かくらっとしたが、その都度、ウエストポーチの…

今日の事件簿

混んでいると思ったらソーシャルディスタンスで席が減っているだけだった事件 首を引っ張る事件 漬け丼はショウガ事件 高円寺ガラガラ事件 練乳みたいなクリームの鯛焼き事件 請求書出し直し事件 なぜか体重減ってる事件 ▼今、欲しいもの。 【国産・日本製】…

誰かが無表情で延々と

四時過ぎだったろうか、誰かが無表情で延々と床を揺らしつづけているような、長い揺れを感じて目が覚めた。千葉で震度5弱の地震。被害は少なかったようだが、気になる。 五時四十分起床。昨夜の筋トレがキツすぎて、少々起きるのがシンドイ。雨の影響もある…

実は、ない

五時四十分起床。今朝も涼しい。梅雨寒、梅雨冷えとまではいかないが、それなりに心地よい。 午前中は銀行へ。振込などの事務処理。 午後は書斎で某案件の企画書づくりに集中。コロナウイルスのためなのだが、打ち合わせを十分にしていない状態なので、どう…

リアルな感覚は確かにあったのだが、

梅雨冷えの夜。何度も目が覚めてしまい、これはアカン、とタオルケット一枚で寝るのを諦め、少しだけ綿の入った薄い布団を引っ張り出した。だが繰り返し起きていた理由はそれだけではない。小便だ。寝る前に水分を取り過ぎた。明け方はトイレに入っている夢…

今日の事件簿

どっさりとどっさりと事件 笑ってほしいよね事件 意外に早く終了事件 あれ、という人もちらほらと事件 体調は回復基調だけど念のため筋トレはお休み事件 代わりに今日もヨガ事件

長野まゆみ「ゴッホの犬と耳とひまわり」(7)

「群像」2020年7月号掲載。耳の形の料理にかぶりつく犬、そしてまた送られてきたゴッホに関する資料。一時期、外人部隊への入隊を検討していたという話は知らなかったな…。 群像 2020年 07 月号 [雑誌] 発売日: 2020/06/05 メディア: 雑誌 鉱石倶楽部 (文春…

オンラインヨガと日本絵画の名作たち

五時五十分起床。掃除、アイロンがけ。ちょっと体調が悪かったので、午後は寝て過ごした。妻の誕生日なのだが、ちょっと申し訳ない。近々、美味しいケーキでも買おうと思う。 寝不足だったようだ。たっぷり眠ったらかなり回復。今日は国際ヨガの日ということ…

五十のおっさん、ワイズでレディースのパンツを買う。

五時四十分起床。晴れ。コジコジが機嫌よくさえずっている。いや、さえずりではなく叫びか。久々の朝日に昂ぶっていることが声の大きさからよくわかる。 午前中は掃除に専念。 午後は妻と吉祥寺へ。きちんと買い物に行くのは三ヶ月ぶりくらいか。まず吉祥寺…

今日の事件簿

雨の大井町事件 車内は普通事件 うまくつかいこなしている事件 筋トレ15分事件 グッド判断事件

本格稼働か

五時四十分起床。昨朝よりは幾分涼しい。しかし体は、いやアタマは、なのかもしれないが、妙に動きがどんくさく、身支度の一つひとつが、微妙にのろい。なぜだろう。 仕事。緊急事態宣言解除からかなりの日数がたち、ようやく社会が本格的に動き始めたという…

Aマッソとリービ英雄と

五時四十分起床。Aマッソの加納が夢に出てきた。アタマがフケだらけだったので注意した。 Aマッソ ネタやらかし 発売日: 2017/07/15 メディア: Prime Video 首の痛み、かなり和らいでいる。これなら普通に日常的な動作もできる、仕事にも支障がない。だが、…

狭い可動域、小さなうめき

五時四十分起床。首の痛み、動かさなければまったく問題ない程度にはなった。だが、あくまで「動かさなければ」という条件付きでの話だ。可動域は狭く、動きは制約される。Macのディスプレイを見ているだけならほぼ問題ないのだが、それ以外のことをしようと…

首を引っ張る

五時四十分起床。暑い。首の痛みはあったものの、それなりには眠れた。だが朝の身支度はかなり制約される。アイシングしながらメールチェックなど。そして午前中のうちに病院へ。痛み止め、低周波治療、頸椎牽引。 仕事。あちこちと連絡を取りってばかりいる…

尾崎真理子「ギー兄さんとは誰か 大江健三郎と柳田国男」(3)

「群像」2020年6月号掲載の集中連載評論。ようやく読了。 大江が生み出した「ギー兄さん」というキャラクターの背後に柳田国男の存在があったというだけではなく、実は大江の四国の森の世界観の構築にも柳田は大きな影響を与えている。四国の森は、大江の世…

睡眠不足と多湿ラン

六時起床。熟睡できず。午前中は掃除後、睡魔に負けて仮眠。午後も昼食後に仮眠を取ったら三時間が経っていた。 夕方はランニングへ。短めにしておいたのだが、多湿でキツい。まあ、5分/kmを切るペースでいつもよりかなり早めだったせいもあるのだけれど。 …

Happy Hacking Keyboard Professional2を、バラして洗って組立直す。

五時四十分起床。手首、まだ痛みが残っている。幸い、今週末は土日を働く時間にあてる必要はなさそう。たっぷり休養を取ることにした。午前中は掃除し、午後はキートップがズズ黒くなっていたHappy Hacking Keyboard Professional2を掃除した。 Happy Hackin…

リービ英雄「文字の高原」

「群像」2020年6月号掲載。だらだらと読み進めている。主人公と中国人の友人は、チベットを中古のブルーバードで延々と突き進む。「根無し草」のような感覚を「言葉」という側面から語る世界はリービ英雄ならではなのだけれど、なんとなく文体というか、作品…

西荻テイクアウト。停電の後に食べたプチ豪華なのり弁

今朝も五時四十分起床。梅雨とはこんなに暑い季節だったか。世界的な気候変動で、四季はかろうじてあるものの、気温が底上げされているから、それぞれの体感が異なってくる。大学生のころ、梅雨の時期はTシャツにスイングトップを羽織ったり、裏地のないアン…

今日も手首保護のために短めに。

五時四十分起床。梅雨入り、東京アラート解除、ステップ3へ移行、と妙に騒がしい日。 手首の痛みはだいぶ和らいでいる。ひとまず今まで愛用していたHappy Hacking Keyboard で作業をつづけてみる。姿勢やキーを叩く時の腕の角度に気をつけること、そしてこま…

手首を休める

五時四十分起床。今朝も蒸し暑い。身支度を済ませてから片付け、掃除、そしてドウブツの世話と、ハンドタオルでこまめに顔を汗を拭きながら作業。夏が近いと体表が実感している。 仕事。某案件の企画書など。慌ただしかった状況が少し落ち着きつつある。落ち…

リービ英雄「文字の高原」

「群像」2020年6月号掲載。リービ英雄の作品は久々。漢民族の友人の運転で、チベットを登っていく、リービ本人がモデルらしき主人公。淡々とした描写の中に、アイデンティティの揺らぎや言語感覚の輻輳といった不思議な感覚がちょこちょこと差し込まれていく…

初期不良の可能性

五時四十分起床。蒸し暑い。真夏日、三十二度まで気温は上がるという予報。しかし六月の暑さ、七月の暑さ、八月の暑さはそれぞれみな何かが違う。湿度の影響なのか、夏至前後の太陽の日差しの角度やらなんやらの違いなのか、よくわからないが、肌の受け取り…

今日の事件簿

ノートは一度も開かなかったな事件 その代わりメモはたくさん書いた事件 企画をあれこれ行ったり来たり事件 「群像」最新号が届いた事件 「えだおね」のパンは安定のおいしさ事件 茶沸かし二回事件 要予約のうまそなテイクアウト発見事件 餃子事件 群像 2020…

堀江敏幸「二月のつぎに七月が」(27)

「群像」2020年6月号掲載。「いちば食堂」のふたりの鯖談義から今回ははじまる。体幹とバランス感覚をバナナで喩えるという不思議な話も気に入った。へんに気取らない自然体の文体。崩れているのではなく、品格と知性に満ちているのだが、それが表面に強く表…